タスクバー活用の勧め | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

テープ起こしをする際、実際作業に使う音声、入力に用いるワードファイル、用字例の確認に用いるエクセルのマイ辞書ファイル、資料として受領しているPDFファイル等、様々なファイルを開く必要があります。また、納品時にはメールで報告をしますし、調べ物はブラウザを使います。パソコンの画面はいつもいっぱいいっぱいです。

デスクトップにアプリケーションのショートカットは置いているんですが、作業中は大抵ほかのウインドウで隠れているため、デスクトップを見ようとすると、必要なところに表示されているウインドウを移動させたり隠したりする必要があります。

 

ここ数回の記事でもうこの先に書くことは予想できるかと思いますが、個人的にそれは非常に面倒くさいです。

そこで役立つのが、タスクバーにアプリケーションのショートカットを常駐させる機能です。

下の画像で、アイコンだけ表示されているのがタスクバーにアプリケーションをピン留めした状態です。このアイコンをワンクリックすることでアプリケーションが起動します。

 

ではこれはどうやってするかというと、基本的にタスクバーには開いているファイルが表示されているかと思いますが、その状態で、ピン留めしたいアプリケーションのファイル名のところを右クリックします。

すると下の図のようにメニューが表示されるので、

※資料が一太郎ファイルのこともあるので、私はパソコンに一太郎ビューアを入れています。ただ使用が超低頻度なので常駐はさせていないです。

この中から「タスクバーにピン留めする」を選択すれば完了です。

無事ピン留めされたら、その部分は「タスクバーからピン留めを外す」に変わります。

 

で、この機能で便利なのは、アプリケーションを起動できるだけではありません。

まず一つ、ピン留めしたアプリケーションは、アイコンを右クリックすることで使用したファイルが表示され、それをクリックすると一発で目的のファイルを表示できるんです。

下の画像で、「最近使ったアイテム」の下にあるものですね。

さらに、この画像を御覧になって気になった方もおられたかと思いますが、一番上に「ピン留め」という項目があって、ファイル名が表示されています。これは、その履歴ファイルの中からさらにピン留めをして、常にそのファイルを上部に表示させておくことができるものです。

画像は省略しますが、最近使ったアイテムのところにカーソルを合わせると、右端に押しピンマークが出てくるので、そこをクリックすればピン留め完了です。

表示されている「用語集」は私個人用の用字用例辞典ファイルですが、毎回使うものなのでここに配置して、いつでもさっくりと起動できるようにしています。

 

このファイルのピン留めもアプリケーションのピン留めも、非常に役立つものです。特にファイルのピン留めのほうは、目的ファイルのあるフォルダを開くという作業や、あるいはアプリケーションから開く場合は履歴から目的ファイルをクリックして開くという作業がなくなるため、スムーズに作業が始められる助けになっていると感じています。

まあ、タスクバーにものを常駐させるのはメモリを多少食うっぽいので必要最低限のほうがいいとは思いますが、非常にお勧めの機能です。