時間数を簡単に計算する方法について | ある在宅ワーカーのつぶやき

ある在宅ワーカーのつぶやき

みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

在宅でのテープ起こしの仕事は、完全に歩合制になります。

それで、私の会社では納品時に実作業時間を申告することになっているんですけど、物によっては、会議自体の開始終了と音声の開始終了にタイムラグがあったり、また、途中中断を何回も挟んだりすることがあり、その計算が非常に面倒になることがあります。

それを私は、エクセルを用いて計算するようにしています。

 

具体的には、私の使っている再生ソフトは任意の場所にコメントを入れ、それを後から該当の時間とともに抽出してエクセルに張りつけられるデータとして取り出すことができるので、その抽出したデータを使って計算しています。

ただ、一々手計算するのは面倒くさいので、終了か中断とコメントを入れたところの時間から、開始か再開とコメントを入れた時間を引くようにしたテンプレートファイルを作って、それに張りつけて勝手に計算させるという方式を取っています。

 

これが実際用いているファイルですが、「合計時間」の右のセルに数式を入れて計算するようにしています。

数式自体は、

=SUMIF(B2:B13,"中断",A2:A13)-SUMIF(B2:B13,"開始",A2:A13)+SUMIF(B2:B13,"終了",A2:A13)-SUMIF(B2:B13,"再開",A2:A13)

で、自分用に適当に作ったものなので順番があれですが、要はB列が終了か中断の場合はその行のA列の時間を足し、B列が開始か再開のときはその行のA列の時間を引くというものです。

 

ちまちま計算しなくてもよくなるので、繁忙期に発狂しなくて済みます。こういう手間の減らし方もあるということで、御参考までに。