【新訂にて変更】「土砂」or「どしゃ」 → 「土砂」 | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

記録的な早さで、西日本の多くの地域が梅雨に入りました。私はこのニュースを聞いて「え? 沖縄が?」と言ってしまったんですけど、快適な季節が早々に終わってしまい、梅雨が長くなるのか、もしくは夏が早く来るのか分かりませんが、どちらにしても嫌だなと思っているところです。

私の住んでいる地域も梅雨入り早々物すごい土砂降りになり、昨日は川が増水しているというアラートメールがに来ていました。毎年どこかで大雨による災害が起こっている昨今ですが、うちでも10年余り前に大雨で近所の川があふれ、そこまでひどくなかったのですが大変な思いをしたのを思い出します。水は本当に怖いです。どこの地域でもそういう災害は起こってほしくないと願うばかりです。

 

それで、今日のお題はちょっと意味が分からない方が多いのではないかと思いますが、旧ルールで平仮名表記していたもので、かつ、日本語としては「土砂」と書けるものであり、このたびの改訂で漢字表記になりました。それは何かというと、多分ここまで読んでお察しの方もおられるかと思いますが、「土砂降り」です。

もしかしたら、そもそも旧ルールで平仮名表記だったのに気づいていなかった方もおられるかもしれません。まさに私ですけど。旧ルールではなぜか「どしゃ降り」でした。前の用字用例辞典には「土砂」の項と並んで記載されているんですけど、見落としてしまっていました。というか、「土砂」も「土砂降り」もマイ辞書に記載がなかったので、そもそも「土砂」が平仮名表記されると思わず、用字用例辞典を確認していなかったんだろうと思われます……。

 

本当にこういう思い込みは怖いです。この仕事を始めて多分9年ぐらいになりますけど、この間きっと何度も間違った表記をしたものを納品したことでしょう。関係の皆様方、本当に申し訳ありませんでした。

改めて、表記の確認をすることの大事さを強く認識した次第です。