危険なWindowsのバージョンアップ | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

年度末です。お忙しくしておられる方が多いと思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私のほうは、何度か書いていますように、この時期は仕事が年間で最も忙しくなる時期でございまして、仕事を片づけても片づけても次が入る、大抵複数の締切りを抱えているような状態です。

 

そういう中で作業をしておりましたら、Windowsからのお知らせで、現在の私のパソコンのバージョンのWindowsはサポート終了になるので、アップデートではなくバージョンアップが必要とのメッセージが出ました。(Windows10の中の、2019年のものを2020年のものにするとかいう細かいものです)

 

私が仕事を受けるに当たっての幾つかの条件の中で、Windowsは常に更新して最新の状態にしておくというのがありまして、そのままにしておくのは非常にまずいです。というか、脆弱性の対策のためにそういう条件がなくてもWindowsはアップデートしておくものですので、取りあえず対応しなければと思い、しかしながら、Windowsの通常のアップデートだけでも、インストールにしばらく時間がかかってその間パソコンがしばしば止まったり、再起動にもえらいこと時間がかかかったりするので、バージョンアップですし、昼食の休憩の間にしてしまおうと考えました。

 

ということで、午前の作業を終えてからほかのアプリケーションを全部閉じてスタートしたんですけど、1時間たって見てみると、「準備中」な上にその進捗率が20%でした。

「これはえらいことになった」と思ったんですが、途中で止めるのも何か起こりそうで嫌です。また、一応その状態で作業はできるのですが、Windowsのバージョンアップという大きな変更の中で余計なことをして何かあっては怖いですし、そもそもインストール中はパソコンが非常に忙しそうで、ほかのアプリケーションを開くのも一苦労、開いても作業中にしばしば止まるということで、終わるのを待つことにしました。すると……。

 

バージョンアップ開始3時間後、「インストール中」で、その進捗率は80%程度でした。

同4時間後、状態はほぼ同じでした。(進捗率が5%プラス。「プラス5%??」と二度見する)

5時間後、インストールが完了し、再起動が必要というメッセージが出たため、再起動を行いました。

再起動開始1時間後、更新プログラムの構成の進捗は6%でした。

再起動開始3時間後、また再起動がかかりました。

そしてじりじり進む進捗率を眺めながらさらに1時間がたって、ようやく再起動まで終わりました。

 

結局、インストール5時間、再起動4時間のトータル9時間かかりました。うちのパソコン何かおかしいんですかね……。あるいは、パソコンに入れているユーティリティーソフトがバックグラウンドで何か動作していたんですかね……。

というか、マイクロソフトさんは何でこんな時期にこんなのをぶっ込んでくるんですかね……。

(それはアメリカでは「こんな時期」ではないから。分かっているけど言わずにはおれない)

 

というわけで、繁忙期なのに、この日は仕事は全く進みませんでした。寝る前に終わってパソコンをシャットダウンして布団に入れたというのが、唯一のよかったことでした。

ちょっと今現実逃避しています。バージョンアップのお知らせが来た皆様には、作業は就寝中に行うことを強くお勧めします……。(再起動もまた別の日の就寝時に。繁忙期の昼休みはダメ、絶対)