【新訂にて変更】「どぎも」 → 「度肝」 | ある在宅ワーカーのつぶやき

ある在宅ワーカーのつぶやき

みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

4月に初めて新訂の用字用例辞典を開いて度肝を抜かれて以来、ずっと新訂での変更に翻弄されっ放しな私ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。私は6月の繁忙期に入ってますます死にそうです。

 

ただ、このブログでは、連日、主に非常に難しい使い分けの発生や、細かな表記変更について記事にしておりますが、新訂ではそのような分かりにくい変更だけが行われているわけではありません。私が4月に抜かれた「度肝」、これも新訂で表記がざくっと平仮名から漢字に変わったものです。

 

ですがね、もうこういうシンプルなものも覚えられないんですよ。もう私の脳の容量は既にオーバーしているのであります。

 

というわけで、こういうシンプルな、書き分けのないようなものは、一度打った後、見直し前に、マクロで一括変換して間違い表記をしないようにすることにしました。併せて、その変換したものを青なんかで目立つようにして、新訂の変更で見落としたものだというのがはっきり分かるようにすれば、少しは覚えられるはずです。(そうであってほしい)

 

これができるのは、例えば「ころ」→「頃」を一括変換してしまうと「ところ」がえらいことになってしまうように、そうでないものに限られるという欠点がありますが、少しでも楽をして正確な表記をしたいと思います。でないと本当にしんどいです……。