★(4/11)途中操作が一つ抜けていたので修正しました。その他誤字脱字多数あり、それも直しました。ついでにちょっと追記あり。
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きのうのブログでも書きましたように、用字用例辞典が新訂版になりました。
しかも非常に大きく内容が変わってしまいまして、私の心は冬のようです……。
とはいえ、仕事はしないといけませんし、それもなるべく効率的にしたいですから、まずまとめて単語登録を行うことにしました。
方法としては、①エクセルで一覧を用意する、②それをタブ区切りのテキストデータに落とす、③そのファイルをATOKにインポートするの3ステップです。
以下、私の備忘録のために、そのポイントを記します。
なお、WINDOWS10で、エクセル、ATOKともにバージョンは2016です。
①エクセルで一覧を用意する
左から順に、読み、変換後、品詞の種類、コメントを入力します。
コメントはなくてもよいですが、変換したときにその内容が赤字で表示されるので、あると便利です。(★4/11この記事最後に関連事項の追記あり)
私はとりあえず新訂版の内容かどうかわかるといいかなと思ったので、コメントは「新訂版」としました。
なお、この画面では1行目に見出しがありますが、後から削除してください。
(※読みが平仮名でないなど、条件に合わないデータは勝手に登録時に除外されるようなので、削除しなくても大丈夫そうです)
②それをタブ区切りのテキストデータに落とす
まず「ファイル」タブで「エクスポート」を選択し、「ファイルの種類の変更」を選ぶ
下にスクロールして、「テキスト(タブ区切り)」を選択し、一番下の「名前をつけて保存」を押す
この後出てくるダイアログで、わかりやすい場所にわかりやすい名前をつけて保存すればオーケーです
③そのファイルをATOKにインポートする
まず、画面右下のタスクバーの中で、カーソルを置いたら「右クリックでATOKメニューを表示します」というところで右クリックします。
表示されたメニューから「ATOKメニュー」を選択します。
さらに出てきたメニューから、「辞書メンテナンス」→「「辞書ユーティリティ」をクリックします。
メニューのツールから「ファイルから登録・削除」を選択します。
表示されたダイアログの「単語一括処理」で、「参照」をクリックして、②でつくったファイルを選択します。
ファイルを選択したら、右の「登録」を押せば完了です。
以上で完了のはず……です。
似たようなことがMSIMEでもできるはずですので、必要な方はお試しください。
なお、MSIMEのほうは私はやっていないため、項目の順番やコメント登録の可否などはわかりません。申しわけありませんが、「MSIME 辞書 インポート」などの語句で検索してみてください。
(★4/11追記)
コメントを追加したら、入力時にこのような見た目になります。「新訂版」がコメントです。一目瞭然ですね!
→変換キー押下時
→予測入力での表示
これまで何年もさんざん入力した旧表記、例えば「取り組み」よりも、新しく追加した「取組」のほうが変換候補の上位に表示されるようです。何というかゆいところに手が届く仕様……!!
ATOKでは単語登録を先にすることは超大事です!!!