「個別」 or 「戸別」 | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

きょうのお題も先日の「競走」と「競争」同様に、二つとも似たような意味、かつ、「戸別」のほうの意味は「一軒一軒の家。家ごと。各戸」(デジタル大辞泉より)と、より限定的です。

なので、「競争」同様に「個別」のほうが圧倒的に出現頻度が多いんですけど、自治体関係の話ですと、意外と「戸別」も出てきます。

 

例)近年の災害の頻発化を受け、防災対策として、国は、防災行政無線の戸別受信機の普及を推進しようとしている。また、独力では避難が困難な避難行動要支援者に対し、避難支援個別計画の作成が進められている。

 

ことしは本当に災害の多い年でした。まだ大変な思いをされている方もたくさんおられるでしょう。そういう皆さんが一刻も早くもとの生活に戻れますように、また、来年は災害が起こらないよう、心より願っております。