きょうの表題は「霞」を用いて表記できる動詞です。「 (かすみ) がかかる。霞がたちこめる」「霞がかかったような状態になる。ぼんやりして、物の姿や形がはっきり見えなくなる」「目が疲れたり故障があったりして物が見えにくくなる」「他の、よりすぐれたもののために存在が目立たなくなる」(デジタル大辞泉より)など異なる意味を持ちますが、それら全てが用字用例辞典では平仮名表記になります。
例)PM2.5でで山がかすんで見える。
最近、夕方になると目がかすむようになった。
すっかり主役がかすんでしまったな。
名詞の「かすみ」も同様に平仮名ですが、ただ、表記の例外として一つだけ、用字用例辞典には「霞堤」が挙げられています。「堤」とあるとおり、古くから用いられている川の堤防の種類のようですが、私が余り川関係の仕事をしたことがないためか、仕事で出てきたことはありません。(そもそも数自体もそう多くないのかもしれないですが)