きのうの記事の中で、「突飛」と書くべきところを「突風」にしてしまっていました。
予測変換は恐ろしいです。大変申しわけありませんでした。
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大分前に「きわめる」と「極めて」の書き分けについて記事にしました。
頻出語であるにもかかわらず、私はいまだにこれを一々用字用例辞典で確認しないと怖いので、改めてきちんと整理して覚えられるようにしようと思います。
ということで用字用例辞典で改めて「きわ」で始まる言葉をざっと見てみましたら、結構シンプルであることがわかりました。漢字表記なのは、上記で触れた「極めて」に加え、「際」で書ける言葉のみであります。
列記しますと、
・際(きわ)
・際立つ
・際どい
・きわまる(「極」と「窮」で書ける場合の2項目)
・きわみ
・きわめつき
・極めて
・きわめる(「究」と「極」と「窮」で書ける場合の3項目)
・際物
です。
ただ、ルールはシンプルなのですが、「際どい」「きわめつき」なんかは危ない気がします。
また、上記「きわめつき」は、一般的には「きわめつけ」と言うことのほうが多いような気がしますが、辞書を見ると、補説として「「きわめつけ」ともいうが、本来は、「きわめつき」は事物等に極め書きがついていること、「きわめつけ」は事物等に極め書きをつけることをいう」(デジタル大辞泉より)とあります。つまり、本来は「きわめつき」であるもののようです。
こうやって日本語は少しずつ変わっていっているんだなと、少し感慨深いです。