これまでこのブログでは何度も、同じ意味で同じ漢字で表記できる言葉でも、用字用例辞典のルールでは漢語と和語で漢字表記と平仮名表記と分けるというパターンを紹介してまいりました。
これはそのパターンにはまらないもので、和語だと同じく平仮名表記で「けち」と表記します。つまり日本語としては、漢字で「吝嗇」と書ける言葉です。
正直言って、漢字のイメージが強いので、平仮名で書くとちょっと意味を捉えづらいような気がしますが、用字用例辞典では平仮名表記となります。
例)あいつはりんしょくなやつだ。
このように今までとは全く異なるパターンのものも多くありますから、一つ一つ用字用例辞典を引いて表記を確認することが重要です。