「奇跡」 | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

先日来私はプロ野球のプレーオフにてごひいき球団(カープ)の応援のためにしばらく更新をサボっていたわけでありますけれども、その中で、日本シリーズのチケットを手に入れて生で観戦、応援することができました。

 

野球に興味のない方は多分御存じないとは思いますけれども、現在カープの試合のチケットは通常の試合でも大変品薄になっておりまして、それがさらに日本一を決める大舞台、なおかつホーム戦は最大でも4試合しかないものですから、球場で応援したい何十万人(もしかしたらもっと多いかもしれません)が1試合3万枚余り×4試合分のチケットに殺到するという、それはもう大変な争奪戦が繰り広げられるわけでございます。

どうしても行きたいお金のある方はオークション等で恐ろしいことに1枚数千円のチケットに何十倍の値段がついても購入してしまいますものですから、転売目的の業者もたくさん参入しまして、彼らは専用のツールをつくってぴあやローチケ等の販売サイトにアクセスするものですから、一般の人は先着順ではとても太刀打ちできず、サイトに全くつながらず、サイトにつながったときにはまず完売していて、先着順の販売の前にある抽せん販売にかけるしかないわけでありますけれども、やはり物すごい倍率でございまして、当たる人のほうが希少であります。

 

そんな感じなので、私もことしは抽せん販売は外れまして諦め切って一般販売に臨んだわけですが、販売開始時間になった瞬間に購入のボタンを押したところ、奇跡が起こって、何とサイトにつながりました。つながったのがわかったとき、緊張の余り目に見えるぐらい手が震えて、次の画面に移るボタンを押すのがうまくできないぐらいでしたが、ぶるぶるする手を押さえて何とか次へ次へと進むと、無事2戦目のチケットを購入することができました。もう本当に奇跡です。

しかもその試合は、とてもすかっとする勝ち試合でした。神様ありがとう!

日本シリーズ自体は残念な感じでしたが……(涙)また来年以降、今度こそ日本一になれるよう、頑張って応援したいと思います。

 

前置きはこれぐらいにして、きょうのお題はその「奇跡」です。

本などいろいろなもののタイトルにもよく使われていますが、日本語としては「跡」でなく「蹟」としても書くことができます。例えば東野圭吾氏の著書ではそちらのほうが使われているものもありますが、用字用例辞典では「奇跡」と表記するルールです。もちろんタイトルになっているものはそのタイトルどおりに表記しますが。

私はこの奇跡を一生忘れないと思います。(まだ前置きか)