「なぎ」 | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

私はずっと昔に海のすぐ近くに住んでいたんですが、ある日の明け方犬を連れて砂浜に散歩に行ったとき、完全に海水の流れがとまり風も全くない状態で通る船もなく鏡のようになった水面が朝焼けで赤く染まるという、もう「美しい」以外に言葉のない光景を目にしたことがあります。まあもう30年ぐらい前の話ですが、今でも海といえばあのときを思い出します。

 

その状態がきょうの表題の「なぎ」で、個人的には非常に漢字で書きたいですが、用字用例辞典では平仮名表記するルールです。

 

例)夕なぎで風がとまった。

 

なお、用字用例辞典をざっと見たところ、漢字は違えど「なぎ」で始まる項目は「なぎ倒す」「なぎなた」「なぎさ」があり、どれも平仮名表記でした。ちょっと覚えやすいかもしれません。