「蛍」 | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

私が住んでいる地域では、蛍の出る季節になりました。

ちょっと行くと蛍祭りも開催されていますが、繁忙期なのと、蛍の数より人間の数のほうが多いため、そこまで出かけて蛍をめでることはないですが、田舎住まいなもので、家のすぐ近くの川でも夜には飛ぶ姿が見られることから、それで楽しむようにしています。まれにですが、自宅の窓にとまって光っているのも見ることができますから、個人的にはそれで満足です。

 

さて、この「蛍」の表記ですが、以前「やぶ蛇」の記事でも触れましたように、用字用例辞典の基本ルール「通常動植物は片仮名表記だが、例外として常用漢字1文字で表記できるものは漢字表記する」の例外で、生き物でありながら漢字表記するものです。

今まで何度かこのブログでも生き物の漢字表記の例外について触れてきたかと思いますけれども、にもかかわらず、私はつい最近まで間違って片仮名表記にしてしまっていました。この仕事を始めて7年目になりましたが、その間ずっとです。前の教訓が全く生かされていません。

次こそは同じような間違いをしないよう、用字用例辞典の確認を必ず行おうと思います。思うではだめですね、必ず行うようにしなければなりません。