接尾語で助数詞として用いる場合です。
会社と個人とで単純な使い分けじゃないかと考える方もいらっしゃるかと思いますが、これが実はそれだけではありません。例えば私の仕事で実際にあったのは以下のような場合です。
例)入札には3者が参加した。
この場合表記は「社」のような気もしますが、「社」は、デジタル大辞泉によると、「助数詞。神社・会社など、「社」のつくものを数えるのに用いる」ものです。つまり、「社」がつかないもの、例えばJV(共同企業体)やNPO(特定非営利活動法人)等がまじっていると、上記の例のように「社」ではなく「者」が助数詞になります。
その内容までちゃんと見なければ、正しい表記ができません。地味ですが難しい言葉です。