「皮」 or 「革」 | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

私自身は特に今まで使い分けを意識したことはなかったけれども、そもそも日本語としての意味が異なるシリーズです。これまでにもこのブログで同様の言葉を記事にしたと思います。今ぱっと思い出せませんが。

 

辞書を見ますと、「皮」は「動植物の肉・身を包んでいる外側の膜。表皮」「物の表面にあって、中身を覆ったり包んだりしているもの」「物事の表面にあって、本質を覆っているもの」で、「革」は「獣類の表皮の毛を取り去り、なめしたもの」とあります。(デジタル大辞泉)

要は問題となるのは「皮」の一つ目の意味と「革」の意味の違いですが、原料と加工後のものということですね。

用字用例辞典の解説は非常にシンプルで、「革」のほうは「毛を除いたもの。なめしたもの」とあります。

 

そう言われれば確かに「皮の財布」とは書いていないなと思いましたが、これまで余り気にせずにおりましたので、間違ったまま納品していた可能性もなきにしもあらずです。

日本語を40年以上使っているのに、小学校3年生で習う漢字の意味をちゃんと覚えていないなんて、非常に恥ずかしい話でありました。このようなことがないよう、ほかの言葉も気をつけていきたいです。

 

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このブログのトップにちらっと書いておりますが、プロ野球セ・リーグのCSファイナルステージのチケットがとれ、広島に遠征することとなりましたので、ファイナルステージが行われる10月18日以降数日間はブログの更新をお休みします。

申しわけありませんが、御了承よろしくお願いいたします。