「歌」 or 「うた」 | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

ほんとうはきのうの記事で一緒に書こうと思ったんですが、思ったより長くなったので分けてみました。

 

「うた」と表記する場合は、「歌」の表記の例外として記載されているもので、その言葉はずばり「着うた」です。こう表記するのは登録商標だったからでしょうね。

 

この記事を書くためにちょっと調べたら、その着うたのサービスは、ガラケーの衰退とともに衰退し、昨年そのサービスは終わってしまったそうです。

着信音の進化は、和音が出ない1音の着メロから始まったと思います。しかも最初はガラケーに音階を入力していたのが、着メロのダウンロードサイトからダウンロードできるようになり、だんだん2音や4音と和音のものがふえてきて、それだけでもすごいと思っていたのに最終的には普通の音楽になり、初めて聞いたときは非常に衝撃を受けたのを覚えています。
それが今や不要となって終わってしまったという……。科学技術の進歩は本当にすごいと感じます。
この言葉も、現在の用字用例辞典に載ってはいますが、もうしばらくしたら使われない言葉になってしまうのでしょう。

ガラケーで音階を入力していたなど今の若い方々は当然御存じないでしょうし考えられないとは思いますが、そういうことがあって今があるんですね。
科学技術の進歩には到底かないませんが、私も少しでも進歩していきたいと思っております。