「ダフ屋」 | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

プロ野球に無関心な方には意味不明な話題で申しわけありませんが、プロ野球クライマックスシリーズのチケット争奪の心の準備を始めなければいけない時期が近づいてまいりました。

去年は繁忙期に仕事をサボって大変な手間をかけて某コンビニで何とか2試合分の自由席を手に入れたわけですが、その直後にオークションで50倍ぐらいの値段で同じチケットが出ておりまして、「こういう人たちが争奪戦をさらに激しくしているのか」と、少し――いや、かなり恨めしく思ったものです。

そのせいもあってか、先ごろ大手チケット販売サイトの幾つかでは会員の認証が厳しくなったりもしましたが、レギュラーシーズンのチケット品薄ぶりを見ると、クライマックスシリーズのチケットは去年に輪をかけたような大変な争奪戦になるのではないかと、今から戦々恐々としております。チケット販売各社はお願いだからサーバーを増強してください。

 

と、このまま1万字ぐらい語ってしまいそうな勢いですが、きょうのお題は「ダフ屋」です。

恨み言を書かせたらまたここから1万字ぐらい語ってしまえそうなのでそれはやめておいて、表記の話です。

この「ダフ」がなぜ片仮名なのかなとふと思ったんですね。この記事の初めにある「サボる」やきのうの記事の「ダブる」のように英語由来かと思ったんですがそうではなくて、デジタル大辞泉を引いてみると「「だふ」は「ふだ(札)」を逆さ読みにした語」と書いてあります。日本語由来なんですね。

例示がないので不確かなんですが、用字用例辞典の冒頭の「表記の基準」に、片仮名書きの語として「片仮名で書く慣用のあるもの」や「俗語、隠語」が挙げられているので、このいずれかに該当して片仮名表記なんだろうなと思います。

 

振り返ってみると本日の記事は半分が恨み言ですが、チケット販売各社の会員認証の厳格化の効果がちゃんと出ていることを心から願って、記事の締めとさせていただきます。(本音はダフ屋は●びろ)