前の記事と何で分けているかというと、内容が全く異なるからです。
前のものは「店」を「たな」と読む場合の表記についてでしたが、今回は「棚」の表記の例外についてです。
前の記事で「棚」は基本的に漢字表記と書きましたが、「基本的に」ということはつまり例外があります。
それが「たなびく」なんですよ。「煙が風でたなびいている」などと使うものです。
そもそも私は「たなびく」が「棚引く」という表記ができることを、前の記事を書いている際に「棚」の表記を調べていて初めて知りました。それまで平仮名で書くものだと思っていたんですね。
グーグルで検索しても、「たなびく」77万7,000件に対して「棚引く」は3万2,300件なので、一般的にも平仮名表記されることが多いのではないかと思います。
なので「棚」は基本的に漢字表記だから「たなびく」も漢字表記であると結びつける方のほうが少ないかもしれませんが、自分の無知さにがっかりしたので、もっと日本語を勉強しなければならないという自戒のためにここに記事にしておきます。