何のことやら表題を見ただけではわかりませんので、例を挙げます。
例)その話には真実味がない。
強み、弱みを分析する必要がある。
接尾語として用いられる「み」ですね。
そして例を見てもどう使い分けしているのかいま一つわからないのではないかと思います。
大分前に記事にした「不」or「ふ(ぶ)」は、例えば「不真面目」など漢字表記の言葉についた場合は漢字表記で、「ふつり合い」など平仮名表記の言葉についた場合は平仮名表記でしたが、例を見るとそうではありませんね。
「み」の場合は、漢語につく場合は漢字表記、和語につく場合は平仮名表記なのです。
用字用例辞典の例をそのまま引用しますと、漢字の場合は「新味」「真剣味」、平仮名の場合は「嫌み」「重み」「茂み」「弱み」「ありがたみ」とあります。
「茂み」「重み」「ありがたみ」はいいとして、「嫌み」「弱み」は危険な感じがします。というか、これまで何度も何度も間違えておりまして、「味」は納品前のチェックリストに入っております。