入力がちょっと楽になるかもしれないヒント | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

最近私の持っているスマホでは予測入力がえらく高度というかありがた迷惑なレベルになりまして、入力した字と違う言葉が最初に表示され、本当に入れたい言葉が物すごく後のほうに表示されるようになって困っていますが、皆様はいかがでしょうか。

さて、スマホではそんな困った予測入力ですが、パソコンの予測入力はテープ起こしの仕事では非常に役立つものです。
ちょっと専門的な会議になりますと、聞いたことのない聞き間違えそうな言葉ややけに長い名称が連発されることがあります。
それを一々入力しようとすると、時間がかかるだけでなく間違いが生じることもありますが、この機能を利用すると、最初の数文字を入力した段階でそれらの厄介な言葉を一発で入力することができるのです。

意外とパソコンで使えるのをご存じない方もいらっしゃるようなのでちょっと解説しますと、MicrosoftIMEを使って日本語入力していますと、確定前の言葉の近傍に、枠囲みされたちょっと小さい文字が表示されることがあります。
その文字が表示されたときにTabキーを押すと、入力候補が通常の変換候補同様に表示されますので、上下キーで選択するか該当の数字を入力することでその候補が入力されます。
何回入力したらそれが表示されるようになるのかはちょっとわからないんですが、表示されるようになれば、それを利用することで入力が非常に楽になります。

もしかしたらIMEが予測入力を使わない設定になっているかもしれませんので、ぜひプロパティーで「使う」にして日本語入力をしてみてください。すごく便利です。