「暴露」 | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

これは完全に個人的勘違い案件です。

「暴く」という意味のほうは普通に「暴露」であるという認識を持っていたんですが、この「暴露」にはもう一つ意味があるんですね。

 

用字用例辞典では「さらされる」とありますが、化学物質やらウイルスやら放射線やらにさらされることは、そもそも私は「曝」の字のほうを使う別の言葉だと思っておりました。

ですが、辞書で調べますと、「バクロ」の項目には上記二つの意味が一緒に書かれておりまして、その漢字表記も、正しい「暴露」と私の勘違いした分が並べて書かれています。

 

例)何度もレントゲン検査をしてエックス線の暴露回数が多くなると、がんになる確率が上がるという説がある。

 

やはり「曝」と書きたいですが、用字用例辞典では「暴露」が正解です。気をつけなければなりません。(自戒です)