前の記事で「まじる」について触れました。
これは結構最初に気づいた言葉でありまして、間違いながらも気をつけて使っておりました。
それで、「まじる」が平仮名なら当然「まじわる」も平仮名表記だろうと思って調べもせずに平仮名で書いていたんですね。
ところが、あるときふと「そういえばどうだったかな」と思い用字用例辞典を調べてみましたところ、「まじわる」のほうは漢字表記になっておりました。つまり、しばらくの間は間違った表記をしていたわけですね。
このブログではこういう例をこれまでたくさん挙げてきましたが、同じ漢字で似たような読みをする場合でも、用字用例辞典上はこのように表記は異なる場合が多々あります。
「こうだったはず」という思い込みや「これがこうだからこうだ」という決めつけをせずに、とにかく用字用例辞典を引いてみることが非常に大事です。
ちょっと手間はかかるかもしれませんが、それでクオリティーを少しでも上げることができるのならば、お金をもらっている以上はやるべきことかと思いますし、クオリティーが上がれば回してもらえるお仕事が少しふえることにつながるので、自分のためにもなると思います。