前の記事
で、「はかる」について、「計測」するという意味の「はかる」は全て平仮名表記、つまりは「計る」と表記するのは用字用例辞典上は誤りということについて記載しました。
その関連で、というか混同して誤って覚えてしまいそうなこの言葉に触れておきたいと思います。
「計らう」。読みは「はからう」です。
意味は「はかる」とは全く違いますが、漢字の読みと送り仮名の一部が一緒でありますから、「はかる」と一緒くたになってしまいますが、こちらは用字用例辞典上は漢字表記になっております。
例)よきに計らえ。
時期を見計らって訪問いたします。
「はかる」とは違ってそんなに出現頻度は高くないのですが、それゆえに覚えづらいということも言えます。
ぜひ「はかる」とセットで覚えられるとよろしいかと思います。