「しょう」 or 「背負う」 | ある在宅ワーカーのつぶやき

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みそっかす反訳者が、用字用例辞典(日本速記協会)の表記ルールにおける個人的な解釈についての記事を書いています。2020年4月半ばから新訂対応です。たまにテープ起こしについてのそのほかの話も。文中で引用している辞書はこちら→https://dictionary.goo.ne.jp/jn/

これも「何時 」の記事と同じような感じで、両方とも一緒なのではないかと思われる方がいらっしゃると思いますが、平仮名で書くと「しょう」「せおう」です。
もともと「背負う=せおう」だったのが音変化で「しょう」になったということで、区別するために用字用例辞典では「しょう」が平仮名になっているのではないかと想像しています。(※あくまでも私個人の勝手な想像ですので、正しいかどうかは不明です)

例)この子は、30年後にはこの国をしょって立つような人になるだろう。
  この子は、30年後にはこの国を背負って立つような人になるだろう。

……正直申しますと、意味も同じなんだしこんなの書き分けなくてもいいじゃないかとか思ってしまいます。