これは、まさに使い分けという感じの内容になります。
用字用例辞典から引用すると、「有形物もしくは対価を支払えるものの場合」が「貸す」「借りる」で、
「無形物または具体的に返せないものの場合」が「かす」「かりる」となります。
(例)親からお金を借りた。
この場をおかりしてお礼申し上げます。
(例)名義貸しは禁止行為だ。
友達に力をかした。
「言う」や「行く」と違ってわかりやすいんですが、うっかりすると見落としてしまいそうになるので、
やはり注意しなければならない言葉ではないかと思います。