今年も早いもので残すところ3週間ほどになってしまった。
今月も例によって自宅近くのお店と小岩のお店のセッションに参加してきた。
これで今年で21回目のセッションに参加したことになる。
毎年24回の参加を目標にしているが、この分だと今年もギリギリで達成できない、ということになってしまう。ただ、これだけ出ていると場慣れは確実にしており、後は自分の技術を上げていくだけとなってきた。
今日は、自宅近くのお店に行った時の話。
何度か見かけたことがあるのだが、40代のちょっとおしゃれなピアニストが来ていた。
セッションに行きはじめの頃は、プロの素人の違いが分からなかったが、最近は何となく分かるようになってきた。ただ、この男性は、最初プロか素人か本当に分からなかった。
とにかく指がよく動く。右手の指がコロコロとよく回るのだ。
おしゃれな服装もあって、最初、プロかなと思っていた。
ただ、しばらく聴いているとところどころでミスが出るのと、アドリブが終わる時に、プロの方だと終わる雰囲気をかもし出して終わるところを、この人はギリギリまでいっぱいいっぱいで演奏してぴしゃりと終わってしまう。それを聴いて、素人なんだなと思った。
この日は、このピアニストの方は結構飲んでいたようだ。
陽気になった時のアドリブがすごかった。
右手の回し具合もすごくて、素人であれだけ速く引ける人もいないんじゃないかというくらい速かった。後で聴いてみると「同じことしかしてないんですよ。(笑)」
言われてみると納得するが、それを知らずに聴いていると結構すごかった。
アドリブの最後は、鍵盤を叩くようにコードを弾きまくり、とうとう肘で鍵盤を押さえている。
聴いている人を完全に置いてけぼりにしているが、まあ、たまにはこうゆうのもありかなと思う。
バンド演奏をする時にとにかく周りの音を聞きなさいと教わる。
自分の演奏に気を使うより、周りの人の音を聞く方に重きを置いた方がいいくらいだ。
ただ、この男性は、リズムはキープしているもので全く音を聞いてないということではないが、かなりむちゃくちゃな感じで弾いている。
はじけているのだ。
「そこまで弾きますか~。」
「もうちょっとゆっくりでもいいんじゃないですか~。(笑)」という感じ。
僕たち素人は、すぐにバンドの調和を考えてしまいついついまとまった演奏をしたくなるものだが、この男性くらい自分を出してもいいのかなと思った。
ある意味この男性の表現の仕方は、プロ級なのかもしれない。