どうやらジャンベという楽器は、ダンスがあって、そのダンスの伴奏として演奏するのが基本らしい。
先日ジャンベの練習会に行って出会った人から教えてもらった。
その人から今度は西アフリカのダンスもやっているということで誘われて行ってみた。
公共施設の音楽教室に行くと既にみんな集まって教室の中から音が聞こえてくる。僕は会社の帰りだったので普通にスーツを着ていたが、中で踊る人たちは、思い思いのアフリカっぽい服やジャージやらで完全に場違いな感じがする。少し躊躇していたが、思い切って入った。
約10名の人たち(殆ど女性)が、半分の人がジャンベや他のアフリカの楽器を叩き、半分の人がアフリカのダンスを踊っている。
アフリカのダンスと聞くとなかなかイメージつかないものだが、僕は見る前は、足を踏み鳴らしあまり手の動きのないダンスだと想像していた。実際は、結構手の動きもあり、足のステップもいろいろバリエーションもあり、複雑なリズムに乗る難しいステップもあったが、突然簡単な振り付けで少し日本の盆踊りっぽい振り付けもあり非常に面白いなと感じた。
踊っている人は、やっぱり僕が見ているだけだと気になるようで「踊ってみませんか?」とか「ジャンベ叩きますか?」と勧めてくれる。僕は、来る前は、もしも入れそうなら踊ってもいいかなくらいの気持ちで思っていたが、さすがに目の前で見たこともないようなステップと振り付けで踊っている人を見ると、これはちょっと違うと思ってしまった。
なぜか分からないが、踊ってみたいと思わない。タップダンスは、踊れなくても人が踊っていると踊ってみたいと思うのだが。
そこでまたまたジャンベを叩いた。
うん、僕はジャンベの音が好きかもしれない。多分好きだ。
そこで言われたのが、「今のでリズムが合ってますが、ジャンベの音が、ドゥンベドゥンベと語らないといけないんです。」とのこと。
ものすごく分かりやすい。確かに慣れている人が叩くとジャンベの音が何かを語っているように聞こえる。音にひずみがあるというか、ただ乾いた高い音が出ているわけではない。微妙に複雑な音を奏でている。
そこで最後までジャンベを叩きながら西アフリカのダンスを見てその練習会は終わった。
なかなか体験できない世界を体験できた。
音楽教室のようなところでこの寒い仙台で経験したわけだが、おそらく真夏に砂ホコリの舞う郊外で民族衣装でも着てやったらまた違った感じがするのだろうと思う。
いや~、仙台でこんなことを経験できるとは思わなかった。
ジャンベはいい。