僕のピアノの先生は、ほぼ毎日どこかで演奏している。
いや、正確に言うと演奏していない時もあると思うのだが、どこかで演奏しているイメージがある。
ピアノを習い始めた頃、初めて飲みに連れて行ったもらったのが、赤坂にある「卑弥呼」だ。
赤坂のど真ん中にあるお店にしては、広々とした空間。大きめのカウンターと30席ほどのゆったりとしたソファー席がある。フロアーの奥には白いグランドピアノが置いてあり、そこでピアニストがBGMとしてピアノを弾いている。地下にあるお店なのだが、ホテルの最上階のような雰囲気がする。おそらく結婚式の2次会にぴったりのスペースだ。
お店のHPを見てみると、ここでピアノを弾いている人は、主に女性のようだ。以前、先生にも聞いたことがあるが、ピアノの腕が同じ場合は、男性より女性のピアニストが選ばれるらしい。そんなお店で先生は弾いている。
このお店のマスターは感じのいい男前だ。30代だろうか。そろそろ40になるのだろうか。さま~ずの三村に似ている男前。この店には、先生と一緒に行くことも多かったからだと思うが、僕の顔も覚えてくれているようだ。関西のバーのマスターがどういう対応をするのか知らないが、東京のバーのマスターは間違いなく控えめだ。お客さん同士の会話を絶対に邪魔せずにグラスのお酒の減り具合をさりげなく確認している。最初、この気の使われ方に慣れなかったが、慣れてくると気持ちのいいもだ。
時々ボーカルが入る時もあり、その時はピアノの横のスペースに立って歌っている。
最近は、こんなお店に行くとタップダンスが出来ないものかと考えたりしている。こういうお店で大人向けのタップダンスを魅せるお店があったらいいのにと一人で想像している。ただ、このお店のスペースは十分あるのだが、残念ながら床が絨毯なのでちょっと難しい。
ここでピアノの先生の演奏を聴くのもいいものだが、ここで先生と飲んで音楽のことについて話すのも僕にとっては至福の時間だ。
ラウンジ&バー
赤坂 卑弥呼
http://www.bar-himiko.com/index.html
~赤坂のお店を紹介している時も、タップダンスの仲間を募集しています。~