◆インドでバンドに飛び込んで♪ | ザ・ブルーズ・ナイト♪~イソノミヤを求めて~

ザ・ブルーズ・ナイト♪~イソノミヤを求めて~

”イソノミヤ”とは?ギリシャ・イオニア地方のかつての自由で平等な気風の無支配都市であり、伊勢神宮内宮(磯宮)の古い呼び名のことです。


<<ブルーズはダーティ・ワード(禁句)!!>>



”私は Jimmy Rushingが好きです。





(Jimmy Rushing)








でも、Joe Turnerは私のアイドルです。”






(Big Joe Turner)









「いや~っ!効きましたね・・・・。」


「この言葉。」






「彼のブルーズ・シンガーとしての

それは朧(おぼろ)げながらカモ

しれませんが・・・。」





「道筋(みちすじ)が見えてくると

同時に・・・。」





「彼のモ~~~ッと根っこの部分で

言ってみれば”魂からの歓喜”

とでも言うのでしょうか・・・。」






「その心から歓喜している

熱いエネルギーの様なモノを

感じますね。」








そうですね。

彼が何故(なぜ)これ程までに

ターナーに夢中になったのか?






そのヒトツの要因がありました。







「ホウ!それは、どの様な?」








彼が教会の聖歌隊で

歌っていたコトはお伝えしましたが、







「そうですね。」





「彼は歌が大好きで・・・。」






「それは歌好きのお父さんの

影響もカ・ナ・リ・受けたとは

思いますが・・・。」






(それは歌好きのお父さんの影響もカ・ナ・リ・
受けたとは思いいますが・・・。)







それで聖歌隊で歌う曲は

主(おも)に

”神様を讃える歌”であるかと

思います。






「そうですね。」






そのために彼はそれまで

ブルーズを体験するコトが

どうやらなかった様です。






「それは以外ですね。」



「今までのブルーズ・マンのケースですと、

周りにはブルーズしかなかった様な

印象を受けましたが・・・。」








そうですね。

詳しいトコロは分かりませんが、

彼の場合は、




ブルーズがダーティ・ワード(禁句)だ!!

と言われていたので

知ることが出来なかった。”



・・・そう言っていたそうです。








「当時の彼は聖歌隊にも

真面目に参加していた様子なので、



周囲の言いつけを

よく守る子供だったのかも

しれませんネ!」






そうですね。








<<ジミー・ウィザースプーン再び!>>




今回ご紹介するブルーズ・マンは

引き続き

ジミー・ウィザースプーンです。





(今回ご紹介するブルーズ・マンは
引き続きジミー・ウィザースプーンです。)






しかしそんな彼も

運を試すコトを決意して、


ロサンゼルスに

逃げていったワケですが・・・。






「目標とするシンガーには

巡り会えましたが、



それからいきなりシンガーとして

レコード・デビューなんて、


これは難しいですよねぇ。」








そうですね。


彼は仕事から仕事を転々として、

シンガーとしての成功は

と言いますと・・・。



道は厳しかった様です。






「そうですよね。」






彼は海軍の商船員になり、

そこでコックと

スチュワード(客室乗務員)

として参加したそうです。





(彼は海軍の商船員になり、そこでコックと
スチュワード(客室乗務員)
として参加したそうです。)






「ホウホウ」





それは

インドのカルカッタでの

休暇の時ことでした。





「ハイ」





彼はシンガーとしてのレッスン。



それは彼流に

一晩中歌い続けるコトだった

かと思われますが、





「ハイ」





それをやらなかったそうです。






「それは何故(なぜ)でしょうか?」



「彼はもうシンガーへの道を

諦めてしまったのでしょうか?」








詳しい経緯(いきさつ)は

分かりませんが、




ちょうどその時

彼はシカゴ・ピアニストが


ビッグ・バンドとのパフォーマンスを

するトコロを見かけたそうです。






(彼はビッグ・バンドとのパフォーマンスを
見かけたそうです。)








「OH! それは思わぬ展開ですね。」








そうですね。

そこで彼は彼らの

パフォーーマンスに参加するコトを

決めたそうです。






「・・・・。」



「ちなみに、

このバンドには誰かお知り合いの方でも

いらっしゃたのでしょうか?」









恐らくいなかったのではないかと

思われます。






彼の話しですと、

彼らが演奏しているトコロを

彼が見つけて、



そして彼はそこへ歩いて行って

彼らと歌ったそうなのです。







「・・・・。」


「と、言うコトはですよ。」








はい。






「彼は面識も一切ないにも関わらず

言わば飛び入りでビッグ・バンドと

一緒にセッションをしたのですか?」








どうやらその様です。







「恐るべき自信とでも言うのでしょうか?」



「私でしたらプロのバンドを前にして

もうハラハラ、ドキドキものですよ。」





「あぁ!想像するだけで

眩暈(めまい)がしてきました。」










飛び入りと言うカタチには

なりましたが、


でも、歌うことに対しての

彼の真摯な姿勢がみえたのでしょう。







(歌うことに対しての
彼の真摯な姿勢がみえたのでしょう。)







「OH~!」






そのコトをバンド側も

理解してくれたのではないでしょか?





「なるほど。」





そして彼の実力も認められたのです。






「確かに、音楽は正にその場で、

アーティストの力量が分かりますからね。」





「そのおメガネに叶(かな)った彼も

大したモノですが、



飛び入りの彼の実力を認めて

その後の活動を共にした


ピアニストとそのバンドにも

拍手ですね!」







現に彼のパフォーマンスは

好評だったそうです。








「ウ~ン。

シンガーとしてやってゆける!

ある種の自信がようやくカタチになってきた。



そんな実感がヒシヒシと伝わってきますね。」








そのバンドは彼と共に

現地のホテルでの公演中に

注目を集めたそうです。







「いいですね。」 ^ ^








更にその公演の様子は

第二次世界大戦の間に、


米軍ラジオ・サービスで

定期的にラジオで放送されたそうです。







「ウ~ン。いい感じです。」


「ようやく彼のサクセス・ストーリーが

走り出すのでしょうか?」








☆Jimmy Witherspoon
- "Drinkin' Beer (Have A Ball)".mov ♪



☆immy Witherspoon
-How I Hate to See Christmas Come Around ♪



☆Jimmy Witherspoon
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☆Jimmy Witherspoon Corn Whiskey ♪







☆ジミー・ウィザースプーン JIMMY WITHERSPOON




(1920年8月8日 ? 1997年9月18日)




アメリカン・ジャンプ・ブルーズ・シンガー

1923年米国アーカンサス州生まれ。


偉大なる戦後のブルーズ・シャウターのひとり

ジミー・ウィザースプーンまたはスプーン。




彼は減速する予兆なしのパフォーマンスで

ジャズとブルース界では

至るところに知れ渡っていた。





病気や厳しい時代により

しばし欠場するコトになった。




ソウルフルなシンガーは

ジャズとブルーズのリズムを

貫くためにゴスペルの抑揚を取り入れた。







< 初期の人生と経歴 >



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



「私は Jimmy Rushingが好きです。

でも、Joe Turnerは私のアイドルです。」




彼はHonkers and Shoutersの著者

Arnold Shawに話した、





(Honkers and Shouters)





「私は 'Wee Baby Blues'から

彼のことを知っていました。



・・・彼はブルーズ・シンガーです。




その以前に私はそれが禁句であると

言われていたので、


ブルーズを知ることが出来なかったのです。」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





彼はカリフォルニアに移住したが、

歌手デビューは、大戦中だった。




その頃彼は仕事から仕事へと

跳ね返っていて、



シンガーとして

多くの成功を持たないでいた。






1941年、ウィザスプーンは

海軍の商船員に参加した。



コックとスチュワードとして、

インドのカルカッタでの休暇中に

一晩中歌い続けるコトをしなかった。



そこで、彼はシカゴ・ピアニスト

 Teddy Weatherfordが





(Teddy Weatherford)






ビッグバンドとのパフォーマンスを

するところを見かけて、


それに参加することに決めた。







・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




「彼らはBenny Goodmanの

'Why Don't You Do Right?'

を演奏しました。」






(Benny Goodman&Peggy Lee 
'Why Don't You Do Right?')







彼は(Arnold )Shawに話した。






「そして私は歩いて行って、

彼らと歌ったのです。」




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





ウィザースプーンのパフォーマンスは、

彼の自信が瞬時に高められた。

それ程、好評だった。


彼はシンガーとして成功できるコトを

知ったのだった。






Teddy Weatherford's bandに

参加した彼は、

バンドと共に現地のグランド・ホテルで

公演しているトコロに注目された。



そしてそれは第二次世界大戦の間に

米軍ラジオ・サービスで

定期的にラジオ放送をされたのだった。



                        (ウィキペディアより抜粋)


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