■原因が不明だと人は自律的になれません。
おはようございます。
実は、先週、寝不足で辛かったんです。
何で寝不足かって、じんましんが痒くて寝れなかったんです…
痒いのも辛いのですが、なにより嫌なのが「原因が分からない」こと。
「もしかしたら、一生続くのか?」なんて不安になっちゃいます。
商売でも原因が分からないのは良くありません。
売上が減ったとしても、原因を正しく把握していると気持ちが違います。
「景気が悪いから」とかは正しい把握ではありません。
ひも解くことが大事。
客数(お客様の絶対数、名簿の数)が減ったのか、1人あたりの消費金額が減ったかしかありません。
客数が減ったとすれば、新規が増えていないのか、流出が増えたのか?
消費金額が減ったとすれば、来店頻度が減ったか、買い物1回あたりの単価が減ったのか…
そうして原因を細かく探っていくと、手を打つポイントが絞られるからヤル気になりますよね。
これ、組織運営にとってすごく大事です。
原因が不明だと、普通の人は自律的になれません。
「どうしてそうなったのか?」
「どうして、そうなるのか?」
因果関係を、社員が参加して創り上げることが自律性の高い組織をつくる必須の要件です。
経営は種も仕掛けもある必然の科学。
まあ、それでも「この世」ではなく「あの世」の論理としか思えない不思議なことが起こるのが経営ですがね。
その話題は怪しいので、僕を直接知っている方にだけお伝えしたと思います。
それでは、よい1日をお過ごしください!