■お客様はお店に入るのが怖い
ハリー・ウィンストンってありますよね。
セレブ御用達のお店で、入り口に警備員が立っていることもある。
一度入りたいと思っていますが、警備員に止められそうで入る勇気が出ません(笑)
以前に、「入りやすいお店」を研究しているコンサルタントの方の話を聞いて、なるほど!と思ったことがあります。
やはり店員さんが構えているお店は入りづらい。
お店の中が見えない場合も心理的に圧迫される。
お客様にとって入店という壁は想像以上に高いのです。
じゃあ、どんな店が入りやすいのか?
店員さんがなんらかの作業をしているお店だそうです。
分かる気がしますね。
入ったら最後、何か買わなきゃいけない雰囲気。
店員さんが売る気満々なお店。
怖いですよね。
売上はお客様の行動の集積なのだから、お店に入る人数が倍になれば、他に何もしなくても単純に売り上げは倍になります。
店構えを客観視するって大切です。
まあ、ハリー・ウィンストンはそれを承知で、セレブのために厳重感を出しているんだと思いますが。
普通の人を相手にしている商売の場合、することがなくても作業しているフリをしましょう。
でも、ハリー・ウィンストン入ってみたい。
ああ、「見てるだけ~」って言う勇気が欲しい…