■経営者の周りに知恵の蔵をつくる経営
誰にでも経験があると思いますが、遊び仲間やサークルで何かをする時に、指揮官がいないのに自然発生的に物事が決まって、上手く行ったということはないですか?
もしくは危機に直面して、みんなが自発的になり気付いたら役割が決まって行動しているという経験。
どうしてそういう事が起こるのかと言うと、1つの目的に対し、全員が主体者となり、上も下もなく(与えられた役割ではなく)、自分に出来ることを、話し合いの中から自らの意志で決めているからです。
「1つの目的」に対しても、義務ではなく是非とも手に入れたい未来としてワクワクしているはずです。
僕は、その様な組織を「jazzのライブ型」と呼んでいます。
個が歓迎され、必要とされながら抜群に調和する組織です。
従来の指揮系統を整備する組織運営からすれば非常識かもしれませんが、どちらかと言えば、その様な形で運営されている組織をたくさん見てきました。
驚くことに大きな組織で実現している企業もありました。
どうやっているのでしょうかね?
天才的なリーダーの創造性で引っ張る組織もありますが、集合知(みんなの知恵)で勝負するというやり方もあります。
僕にはカリスマ性もないし、天才的な創造性もありませんので、出来るだけ周囲に知恵の蔵であるマネジメントチームをつくる方法をとっています。
馴れ合いにならずに、自由闊達であることが条件ですけどね。
エキサイティングです。
誰も縛らない、誰にも縛られないあなたが大好きです。