■当たり前に行っていることにヒントが隠されているかも知れません
130年の歴史を持つ、写真フィルムの名門、米コダック社が経営破たんした時に、フジフィルムとの比較が盛んになされました。
衰退産業であるフィルムにこだわったコダックに対し、フジフィルムはコア技術の他分野への転用を進めて、新しい境地を開きました。
先日、フジフィルムの胃カメラが新聞の一面広告に載りました。
「おえっ!となりにくい技術」
レスポンスを狙ったものではありませんが、とっても分かりやすい広告です。
フィルムの技術がどの様に活かされているか分かりませんが、進化の先に到達したのでしょう。
この広告に象徴されるように、自分たちの技術が、「誰の、どんな喜びを創造できるのか?」を考えている企業なんだと思いました。
モノを作っているように見えて、人生のワンシーンを創っている。
もしかしたら、僕たちが当たり前に行っている事、持っていて当たり前だと思っているものが、これまでにない、お客様の新しい喜びを創り出すことがあるかも知れません。
守ることと、しがみつく事は違います。
暖簾を守りながら変革することが、進化するということなのだと思います。
今年の事業計画を眺めながら、そんな事を考えました。
さて、そろそろ仕事始めという方も多いと思います。
きっと明るい未来が待っていますよ!
それでは、また明日!