「ありがとう」その② | ■■ Tao House ■■

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神の使者から『奇跡講座』に出会って、十数年。
日々をACIMに過ごそうと、聖霊と一緒に訓練中です。

続きです。

 

その師匠のセッションで分かったことですが、私が神の子であることを受け入れられない理由は、そりゃいろいろあるでしょうが、大きなものとして、私が、

「私が体ではなく、御父に愛されている神の子であることをわからせてください」

と祈るときに、がっつり自我側に立っている、ということにあるようでした。

 

「謙虚」に(この「謙虚」がどれだけヤバい言葉かは、コース学習者にはお分かりですね)わからせてください、なんて言ってるけど、要するにこの言い方は、

「私は体だってめっちゃ思ってますけど。それを否定できる気なんか全然しませんけど。神の子だなんて思えてませんけど」

という言明でもあるわけです。

 

これねえ、ほんとに定期的にはまる罠なんですよね。

そして多分これって、

「私が神の子だということを受け入れていたら、もっと〇〇なはず(ex. もっとおばあちゃんに優しくできているはず、もっとやりたいことができているはず、もっと将来の明確なビジョンが見えるはず)」

という思い込みがあって、その○○ができていないから、私はまだ神の子ではない、という論理からくるだろうと思います。だから苦し紛れに家中掃除してみたりするわけですよ。まあ綺麗になったけどさ。

 

が、これがいかにもったいない事かは、自分ではなく、一緒に学習してる人たちを見ているとよくわかる。私も、

「いやいや、あなたはどんなことがあってもなくても神の子だよ」

って人には言うんですよ。

だってそれが「事実」だから。

ところが言った相手は大体、

「いえ、でも私は、全然神の子じゃなくて、だって××で△△で……」

って返してくる。

「何言ってんのよ、もったいない」

って思うんですが、Vijayさん曰く、

 

「それ、あなただから」

「嗚呼(漢字で書いちゃうよ)……」

 

いや、気付いてました、気付いてましたよ、さすがにそれが私の投影だってことは。

でもなんか、だからこそ、

「まあねえ、受け入れられない気持ちもわかるんだよねえ。だったら一緒に祈るしかないよねえ」

という気持ちでいたのですが、

 

そういう問題じゃなく!

受け入れるも受け入れないもなく!

神の子なんだからもうしょうがないんだよ、受け入れて、「ありがとう」って言えよ!

 

ってことですね。

 

 

こういうギリギリの危機感にさらされると、目の前に美味しそうなお菓子があって、本人だって食べたいのに、なんでだか知らないけどウジウジ言って食べない、みたいな、おかしな余裕のかまし方してる場合ではなくなり、

「はい!喜んでいただきます!モグムシャッ!」

って、食べる気になります。

おかげさまで今回は、

「私は神の子です、ありがとうございます!」

と、心から思いました。

多分、この「ありがとう」が肝なんです。

ちゃんと受け取りました、という受取証みたいなものですね。

 

 

でもほんとこういうギリギリは、もうごめん被りたい。

というか、本当は人間なんていつだってギリギリで、次の瞬間に何が起こるかなんてわからないんだから、普段から与えられたものに感謝して、次の瞬間なんかなくていい、っていうくらいの幸せに満たされていたいと、しみじみと思いました。

 

で、こんなふうに恐怖にぶん殴られて膝を折る前にこの幸せに満たされたかったら、

「いえ、でも私は、全然神の子じゃなくて、だって××で△△で……」

なんて言ってないで、そういう理屈を捏ねては神の子であることから逃げようとする自分を素直に聖霊に委ねて、赦してもらわなければならない。

でも手強いのは、そう言ってる時は決して理屈を捏ねてるつもりじゃなくて、むしろ神の子であることを渇望するあまり、どうやったら神の子になれるかを考え、訴えているのですが、そうやって渇望している自分は、自己認識が神の子ではなく、自我なんだってことに気付かないといけないわけです。

そしてそういう状態になるときは大体、まだ十分に言い分を聞いてもらえていない過去の自分が、癒されたくて燻っている(私も今回、明らかに癒されていない過去の出来事を立て続けに夢に見ました)。

「だからこういう過去の自分も含めて、理屈を捏ねたくなる自分をまるっと聖霊に差し出して愛してもらうのよ」

ってVijayさんに、もうコースを始めた直後から言われ続けているんですが、この愛してもらう、っていうのがほんとに難しくて。

どうやっても胡散臭くて、うまくいかなかったんですが、今回、

「あ、しまった、私神の子だったんだ!」

と気付いた時に、やっと、

「わあ、ありがとうございます!」

というびっくりな感じとともに、やっとちょっとわかった気がしました。

 

さらに長くなりそうなので、続く。

 

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