学童期(3歳から6歳)初期アイデンティティ:学童前期のまとめ | みんなの居場所「大切なあなたへのメッセージ」

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カウンセリングルーム「みんなの居場所」代表の三上道代です。
このブログでは、
みなさんのお役に立てそうな内容を記事にして
皆さんにお伝えしたいと思います。
是非お楽しみに。

その15:

学童前期のまとめ

この時期は自分が

誰であるのか想像する力や、

自分がどのように

生きたいのかを

想像する力を発達させ

初期アイデンティティの

確立する時期です。

 

この確立のためには

子供の反抗期が訪れます。

 

親がどのように

この反抗期を理解し

対応すればよいのかについて

ご紹介しましたので、

ぜひ参考にしてみてください。

 

また、

初期アイデンティティの

確立のためには、

自分が男の子なのか

女の子なのか

理解していくことが

必要になります。

 

そのためこの時期の

親の役割は、

子供のモデルになることです。

 

父親は男性モデルになり

母親は女性モデルになります。

 

説明の仕方、

聞き方、

お願いの仕方、

けんか

の解決の仕方などの

模範になってあげることが

必要です。

 

特にこの時期は

模倣の時期なので、

口で説明するより

実際に態度で示し

モデルになるほうが伝わります。

 

よいモデルとなった場合も

悪いモデルに

なってしまったことも、

理屈抜きで模倣していきます。

 

またこの時期は、

家族から独立して、

仲間との新しい世界の中で、

遊びを通して

好奇心や究心を満たし、

そして、

仲間と関わりながら

自主性や自発性や

社会性を育てていきます。

 

このような関わりを通して、

この時期の発達課題の

積極性を身につけていきます。

 

これがやがて小学校に

入学し親から離れて、

社会生活を送るための

土台になるといわれています。

 

大切なお子さんが

スムーズに小学校で過ごせるように、

この時期の子供の発達を

理解して対応してあげましょう。