分離期(18ヶ月~3歳)反抗期のつき合い方 | みんなの居場所「大切なあなたへのメッセージ」

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カウンセリングルーム「みんなの居場所」代表の三上道代です。
このブログでは、
みなさんのお役に立てそうな内容を記事にして
皆さんにお伝えしたいと思います。
是非お楽しみに。

その4:

反抗期のつき合い方

2~3歳にかけて

子供は反抗期に入ります。

 

この時期すぐに癇癪を起こしたり

母親に暴言を吐いたりします。

 

このような行動は、

自分の感情を抑え、

欲求を先延ばしする能力を

身につける訓練をしていると捉えましょう。

 

お母さんやお父さんが

そのように捉えれば、

子供の行動を安心して

見守ってあげられるようになります。

 

子供の健全な自己コントロールは、

子供自身が周りの物事を

コントロールできるという感覚と

一緒に発達します。

 

つまり、

自分の周りの物事を

操作できる実感が育つことによって、

自分の内側にある衝動を

コントロールすることができるようになります。

 

子供がうまくできないことを

やろうとしたときは、

子供の欲求や衝動を抑えるのではなく、

子供がやりたいことを手助けし、

外界の物事を子ども自身が

コントロールできる実感を

味わえるように手助けしてあげましょう。

 

自分の苦しい感情を

口に出さないで

コントロールできるようになるには、

大人でも大変な修業が必要です。

幼い子どもにとってはなおさらです。

 

この時期の子供は、

安心できる養育者に、

自分の感情や

思いを言葉にしてぶつけ、

独り言として自分に

語りかることで、

怒りや悲しみ、

失望などの感情を

和らげているのです。

 

あなたのお子さんが、

自分の欲求や衝動を、

先送りできるようになるためにも、

お子さんの自己表現に

とことん寄り添い、

受け止めてあげましょう!!