その15:
「ミラーリングして
あげましょう!」
~鏡になる=共感すること~
赤ちゃんの成長で興味深いのが、ミラーリングです。
ミラーとは鏡のように、見たものをまねすることです。
ミラーリングには
自分と同様の仕草や動作を行う相手に対して
好感を抱くという効果があります。
この「真似る」という行為は、
相手に対する尊敬や好意の気持ちを
表現したものとして認識され、
自分の仕草を真似る人=仲間・味方
といった形で意識されるといわれています。
さらに、人生の初期は母親と赤ちゃんは
一身同体にあり「私はあなた」の状態です。
つまり赤ちゃんは母親が
感じることを感じています。
母親が嬉しい時、
赤ちゃんも嬉しく感じ、
母親が悲しいと赤ちゃんも悲しく感じます。
そして、
母親が赤ちゃんをどう感じているかも感じます。
まずはお母さんが自分を受け入れて、
気持ちに余裕を持ちましょう。
そのうえで目の前の赤ちゃんを
自分と同じように愛おしみましょう。