その13:
「十分な依存と甘え
自立を促します」
依存とは、
自分が望んだことを望んだとおり
受け止めてもらう体験であり、
安心して甘えられることを意味します。
自分を受け止めてもらっていると
心から思える時、
安心して人に甘えることができます。
そして、
安心して人に甘えられることで、
今度は自分自身が誰かから甘えられ、
信頼される人になりたいと思うようになります。
これが相互依存です。
乳幼児期は赤ちゃんにとって、
母親(周囲の人)から
自分の欲求の全てを
満たしてもらわなければならない、
絶対依存の状態です。
母親から自分が望んだことを
叶えてもらうことで、
心身ともに満たされます。
そして、安心して母親に
依存することができるようになり、
母親に対する信頼を深めていきます。
この信頼感が自信を生み出し、
信頼と自信の二つが
基盤となって自立へと向かいます。
逆を言えば、
他人に安心して
依存することができない子供は、
本質的な自立ができません。
つまり、
依存したい時期に十分依存し
甘えられた子供は、
スムーズに自立ができるということになります。
皆さんの大切なお子さんを
いっぱい甘えさせてあげましょう!