日本カラープランニング協会の桑野優子です。
日本色彩学会、心理学学会、視覚学会、どれも当たり前のように
男性会員が多いです。
日本の内閣、企業も同じように、じわじわと女性が進出していますが、
色彩に関する書籍は1990年代まで圧倒的に男性が著者でした。
今は女性がぐんぐん増えて、
手前味噌ですが、私も2015年に本を出させていただきました(;^ω^)
1960年代から2020年の新刊も色彩に関する本を読んでいますが、
特に色彩心理に関するものでは、男性と女性の見解に違いが見えます。
近江源太郎先生のこの本にも色彩心理に関しての
記述がありますが、
特に好みについての部分は、システムや地と図、
根源色との関係性や服装の色の統計学の結果など、
間違ってはいないけど、見方がやや固いし、
もっと人間臭く見る、また、生理学的な見方は?
というような疑問が浮かびます。
これって、女性と男性の違い??
ですよね、きっと。
良い悪い、正しい正しくないではないけれど・・・。
もっともっと深く読んで解明していきたいと思います。