幼児の頃は成人とは視覚の能力が違うことから、
この時期には特有の好みが見られます。
例えば、「赤」
「赤」は最も人間の視覚に早く働きかけ、距離感があっても
どの色よりも早く認識出来ます。
3歳になる私の息子は写真のように消防車、救急車、パトカー好き、
赤をメインとする車が大好きです。
遠くでも赤という色をなら認識できるし、音まで発して動く車は
子供にとってはかなり魅力的なようです。
消防車や救急車は子供達にとって、色と音がマッチした
解かりやすい、興味の引かれる物体ですが、
息子だけでなく、周囲の子供達も消防車には反応しても
同じ様な赤のコカコーラ車や郵便車には、さほど反応は示しません。
これらには色という要素しかないので、色と音がマッチングしている
消防車よりも興味が薄れるのでは?
子供だけでなく、大人も同じ様なことが言えます。
例えば、CDジャケット、音楽の内容と視覚的なもの、色や形が
マッチしていると、とても魅力的になると思いませんか?
視覚と聴覚の融合はそのもの自体の印象をより鮮明に明確に
します。
個人差はあれ、色と音がマッチしていると無意識に心や体が
心地良さ、快適さを感じ取っているものです。
人間でも顔や全体のビジュアル的印象と声が合っていると
より、魅力的に映りますよね?
色と音のマッチング、まだまだ奥が深そうです