私が色の世界に出会った頃は今のように検定はあまりポピュラーでは
なかった。
私はアメリカでカラーコーディネート、カラービジネスを学んだ先生から
その道を詳しく伝授され、先生に師事し何年もかけて、
実際の現場で実績を積み、先生の前でプレゼンをし、認められ、やっと
カラーコンサルタントの認定をもらった。でも、もらったからといって直ぐに
仕事に繫がるわけもなく、講演や講座も数年経ってやっと一人前に
出来るようになった。(私も力不足もあるけれど・・)
今、少し理不尽さも感じながら、私は短大や専門学校で検定の講義も
担当している。
教える立場として検定のテキストは熟読しているけれど、
・・・・・・私が学んできた道とは違う気がする。イイのこれで?って
検定はいくつかあるけれど、どれも資格を取るための内容で、
色の専門家になる、色を楽しみながら学ぶ、というところからは
かけ離れているものが少なくない。
資格は自信に繫がるし、社会からの信用、信頼という部分でも必要だとは
思うが、資格は取ったが実際仕事となると使えない、応用が効かない、
という声を多く耳にする。
検定はスタート地点、基本を身に付けそこから個々の力で応用力を
つけていくものだとも思うけど、それにしても内容に疑問が残る。
でもでも文句ばかり言っても仕方ないので、私はオリジナルテキストを
作る、と決意した!
私の研究所の研究員さん達(3名)と今年はテキスト作りに精力を注ぐ
つもりで、年頭より動き始めた。
やるぞ====