お客様や生徒さんに、「好きな色と似合う色は一緒じゃないんですよね?」
と、よく聞かれます。
パーソナルカラーの理論で言うと、好きな色と似合う色が一緒の人も
いますし、反対の色のグループの場合もあります。
私もパーソナルカラーというものに出会った当初はパーソナルカラーの
理論をとにかく推していましたが、たくさんの方に(今まで約1000人)
診断をさせてもらい、診断を受けられた方のご意見をお聞きしていると、
人が最もいい表情をする時の一つに、気に入った服を着ている時、という
のもあるなぁ・・・と、気がつきました。
特に女性は誰かに「それ、似合うね」とか「それ着ていると若く見えるね」
「今日は昨日よりきれいに見えると思ったら、その服のせいかな?」なんて
言われると、俄然嬉しくって、ここぞという時はその服を着たくなるものです。
それが、たとえパーソナルカラーに沿っていなくても・・・・。
照明の力も然り、本人の心意気、心理的な背景で美しく見せることも
出来ると言えるのではないでしょうか?
もちろん、カラーコーディネーターが似合うと言ったから自信を持って
着れる!という方もいらしゃいます。でも反対に似合わないと言われた色が
好きな色だったという方も・・・・・
色はバランスです。ピンク系がNGと言われても、洋服とメイクカラー、小物
やネイルの色バランスがあっていれば反対の色でもキレイに着こなせます。
恐がらずに着ましょう~。
好きな色が似合う色じゃなくても、カラーバランス、コーディネートを間違わなければ
大丈夫、良い表情に映ります。
物理的な肌の色、目の色にこだらわず、心が何色を着たいのか、何色なら
笑顔になれるのか、その方が大切だとパーソナルカラーに携わってこそ、
強く感じるようになりました。