真っ只中にいるから。 | 土屋太鳳オフィシャルブログ「たおのSparkling day」Powered by Ameba

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こんばんは(^^)
今日は、月曜日!
7月最後の一週間が始まりました。
受験生の人は
「勝負の夏」といわれる季節に
入った人もいて
気を引き締めながらも
心配や迷いのある人も
多いのかなと思います。

私はちょうど高校3年の夏に
「黒の女教師」というドラマに
出演したんですけど、
私にしては珍しく、
当時のリアルな年齢と同じ
高3の役だったんです。
榮倉奈々さん演じる副担任の先生が
高校3年の夏が
受験生にとってどんなに重要か
ということを
何度も台詞でおっしゃるんですけど
それを聞くたびに
リアルにドキドキしていました(^0^;)
ちょうど今頃撮影してたなー。

その頃はまだ進路に迷ってたので
余計、落ち着かなかったんです。
進路とか進学先の候補が
決まってからのほうが
覚悟が決まって落ち着いた覚えがあるので
もしかしたら今、受験生の人は
一番落ち着かなくて、
しんどい時期かもしれない。

私は受験の時期ではないけど、
自分もここ何年かは、いろんな意味で
踏んばり時だなと思ってるから
一緒に踏んばれたら嬉しいです!!!!!

そして今日は、
映画「青空エール」の
完成披露試写会のことを
書こうと思います!!!
昨日はうっかり消してしまって(;;)
そういう時って
叫ぶか、黙るかですけど
昨日は黙るパターンでした(^0^;)

あの日はわりと
朝早くから他の仕事で
撮影をさせていただいていて
それがまず、
すっごくハラハラした撮影だったんです。
なぜハラハラしたかは
まだ書けないんですけど
たぶん書いたら
「あ~、そりゃハラハラするわ。」と
共感していただけるんじゃないかなと
思います。笑
そういう感じで一日が始まって、
対談などを含めて
取材をしていただいてからの
完成披露試写会だったので
心の準備がありながらも
顔、どよんとなってないかなとか
頭、真っ白にならないかなとか
雨降ってるけど、
観に来てくださるかた大丈夫かな
いらっしゃるかなとか
いろんな心配をしながら
会場に到着しました。

でも、着いた瞬間
全然そんな心配は吹き飛んでしまって!
まず、三木監督の笑顔が青空。
竹内涼真くんたちキャストの方々、
広報の方々など
皆さんの笑顔が青空。
場所も時間も服装も違うのに
「つばさ、おかえり」って
声が聞こえるみたいな
あったかい控え室でした(*^-^*)

学園ものの作品で
一番不思議な気分になるのが
舞台挨拶なんですよ。
なぜなら、作品撮影中は
制服とかユニフォーム姿なので。
映画「鈴木先生」では
舞台挨拶も制服だったので
あんまり違和感がなかったんですけど…
今回は特に男子が衝撃でした。
竹内涼真くん、堀井新太くん、
山田裕貴くんの3人は
ほぼ野球部員姿しか見てなかったし
だいたいロケ中もジャージとかだし
葉山奨之くんも
一徹からの!!!(これ重要…笑)
水島くんだったので、
4人共、かっこよくて驚きました。

ユニフォームでも制服でも
皆かっこいい方々ですけど、
ドレスアップ姿の迫力は、
本当に凄かったです。
しかも松井愛莉ちゃんもいたので
皆が並んでると
東京ガールズコレクションとかの
ステージ裏に来ちゃったのかと…
本当に素敵でした(*^-^*)
愛莉ちゃんは姿も素敵だけど
お話しても本当に素敵で
会うと離れたくなくなるので
困ります。

そんな素敵なかたたちとの
集合写真!
素敵が溢れとる。笑











ずっと作品を拝見して
今回初めて夢のような時間を
御一緒させていただいた
上野樹里さん、志田未来さん、
作品も拝見してきたし
御一緒もして尊敬している
小島藤子ちゃん、
当日まで来れるかどうかの
忙しい中で来てくれた
かわいくて優しい
平祐奈ちゃん、
国立音楽院の
ブラスバンドの方々や
チアの方々も一緒になって
本当にキラキラした青空のような
ステージに登壇することが出来て
本当にしあわせでした…!

が!やっぱり
ステージから見た客席のキラキラは
半端なかったです。
目と心に焼き付けました。
本当にありがとうございました…!!!

いただいたお気持ちや
メッセージなど
いったん、大切に保管されてから
私が受け取ることになってるので
もう少し待ってる感じです。
飾る用に、
最近部屋も工夫中(^^)
大切に大切に受け取りますね(*^-^*)

舞台挨拶では
映画「orange -オレンジ-」ぶりに
お会いした伊藤さとりさんが
MCをしてくださって
すごくホッとしたこともあったし
お話がたくさん出て来て
かなり時間をオーバーしても
まだまだ話し足りない感じで、
「自分なら誰にエールを送りたいか」
というお話でも
受験生とか
オリンピックに向かう選手とか
同年代の社会人一年生へとか
今、笑顔になれない人へとか
自分の友達へとか
本当に一人一人
素敵なお話が続きました。

聞いていて私はすごく感動して、
メイキングとかで
観ていただけたらいいなぁと
本当に本当に
思っているんですけど…

こういう素敵な方々が演じたから
あんなに現実感のある
部活への熱い気持ち、
「今しかない」という切なさが
描けたんだと思いました。

そして、すごく驚いたのは、
奨之くんが私に
エールを送ってくれたこと。
本当にびっくりした!
でも本当にありがとうm(_ _)m
個人的にも御礼を伝えるけど
今日はこの場を借りて
ここでも感謝を伝えたいと思います。

映画「青空エール」の頃…
これは今もだし
いつも書いてるようだけど
やっぱり演技って本当に難しくて
迷うことも多くて、
奨之くんといろいろなことを
たくさん話しました。
でもそれは思い返したら
「まれ」の時からだったなって。

実は私にとって「まれ」は
大切な作品であると同時に
全力を出したことは全力で言えるけど
いろんな意味で力不足過ぎて
そして大切過ぎて
なかなか観かえすことの出来ない
作品なんです。
観るのには、まだ勇気がいるというか…

でも、この間、夏の空気がしたので
夜、思いきって少し観てみました。
そしたらそこに一徹がいて…
能登があって。みんながいて。
涙が出てきました。

というか「まれ」って、
今だから書くけど…
朝観るには
濃くなかったですか?(^0^;)
演じている時は必死すぎて
あまり感じたことなかったけど
それでも薄々感じてはいて、
あらためてこの間観て
「濃いかも…」と思いました…(^^;)
実は「まれ」のことも
スイーツ対決の写真とか
載せたり書いたり
出来てないことも多くて、
これからも「今?」というタイミングで
書いていこうと思ってるので
その時は、受け取ってもらえたら
とても嬉しいですし、
とりあえず能登の空気を
吸いこみたい…!!!

話がずれたので戻すと
東京の記憶を持ってる一徹が
能登の人になるって
言葉では簡単だけど
実際はどういうことなのか…
「この場所で生きる」と決めた一徹が
育ってきた家族の
本当の傷を暴いて修復して、
一緒に生きる人を選んで、
本当の居場所を探しながら
育ててくれた元治さんたちと
能登の誇りを守って、
新しい家庭と子どもを育てながら
自分も人として成長するっていう
すごく複雑な役を、
高校生から30代近くになるまで
奨之くんがリアルに演じたから、
夢にぶつかる希ちゃんの
一徹とは違うリアルを
私は最後まで追えたと思います。

あの時、
奨之くんはまだ18歳だったのに
本当にリアルな大人を演じてました。
もともとが
天性の役者さんなんだろうなと思うけど
その上で、悩むとか迷うとか、
あがくということを恐れない
素晴らしい役者さんだと思います。

青空エールでも
一緒にたくさん悩んだけど、
それが水島くんとつばさの場面に
出ていたと思います。
奨之くんが水島くんで、本当に良かった!
本当にありがとう(*^^*)







現場が離れたら会う機会をつくるのが
とても難しい職業だし、
性別が違うと交流を続けること自体が
もっと難しいのかもしれないけど、
この間読んだ
山崎努さんの「俳優のノート」という本に
岸田今日子さんと山崎努さんとの
すごく素敵な役者さん同士としての
長年の交流が描かれていたんですよ。
ものすごく素敵だったし、
うらやましかった…

基礎を学ぶ場所から
すごい実力と才能と一緒に
積み重ねてこられた交流だから
私が憧れたり目指したりするのは
おこがましいのかもしれないけど、
でも、私には自分の場所で
時間を積み重ねていくことしか
出来ないから、
私も共演した方々と
こんなふうに年齢を重ねていけたら
本当に素敵だなと思ったし、
こういう時間を積み重ねたいと
心から思うんです。
真っ只中にいるからこそ
見失いたくないものって
あるなぁと思って…

だから私は、これからもずっと
会って話して悩みを言って
爆笑出来る友人であり
姉ちゃんでいたい(*^-^*)
そして、そういう心が
時間にも人にも
繋がっていったらいいなと
痛感した舞台挨拶でした(^^)

実はこの日の舞台挨拶に、
高校の部活でお世話になった
顧問の先生を
御招待することが出来たんです。
私が一番、ごまかせないかた…
演技は表現なので、
噓があったらバレてしまうから
正直、観ていただくことが
とてもこわくもありました。
でも、観たあとに「共感したよ!」と
感想を伝えてくださって
ものすごく嬉しかったんです。

映画「青空エール」は
私の演技には反省もあるけど、
でも、部活をしてきた人
何かに踏んばっている人
迷っていることがある人
たくさんの地域の
幅広い年齢層の人に
共感していただける作品だと思うので
ぜひぜひぜひぜひ
ぜひぜひぜひ!!!
観ていただいて感想をいただけるよう
これから公開日まで
出来ることを
踏んばっていこうと思います!
よろしくお願いしますm(_ _)m

九州地方の方々は
避難生活を続けながら
新しい環境で踏んばっているかたも
多いと思いますし、
全国的に
お天気がはっきりしなかったり
気温も低めだったり
でも湿度はあったりして
体調が安定しない人も
多いと思います。
夜は出来るだけゆっくりして
体に優しくしてくださいね(^^)
ごきげんよう(*^-^*)


*… tao …*