これからずっと、時が経っても。 | 土屋太鳳オフィシャルブログ「たおのSparkling day」Powered by Ameba

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こんばんは!たおです(^-^)
引き続き暑い毎日だけど、
今日、はじめてトンボをみて、
ほんのちょっと秋を感じました。
ちょっと前までは、
毎年かならず海に行ってて、
お盆を過ぎると、気温が変わらなくても
砂浜の風に冷たい空気が混じるので
季節が変わったかな?と
感じてたんですよね。
そういえば小6の今頃、
私はブログを書き始めたんですけど
2回目に書いた記事が
学校の行事で、一晩中九十九里浜を歩いて
朝までにゴールする!という内容でした。
その写真を見たら、8年たってるのに
写真の時のポーズというか、反応が
今と全然変わってなくて
軽く動揺してしまいました。
私、育ってるんだろうか…???(^0^;)
しばらくおやすみはないけど、
夏以外の海も好きなので、
一段落したら、秋っぽくなってる海に、
行ってみたいと思います!

今日8月15日は、
69回目の終戦記念日でした。
朝、姉とランニングをしていたら
ちょうど蝉が羽化していて、
こうやって、家族と一緒に
平和な日常生活の中で、
小さな命を応援できるって
しあわせなことだなと思ったんですけど、
本当に、日本がずっと
平和を大切にする国であってほしいです。

私は祖父が陸軍の軍医さんとして
ラバウルに行っていて
祖父が撮った戦争中の写真も家にあるので
子どもの頃から、戦争については
考える機会が多かったほうだと思います。
でも、終戦記念日を
ものすごく強く身近に実感じたのは
映画「日輪の遺産」に出演したことが
きっかけでした。

この時に演じた「スーちゃん」は
私にとって、最初に
戦争や、生きること、
命をうしなうことについて
真剣に考えなければ
取り組むことが出来ない役だったんです。

スーちゃんを知るために
戦争中の生活や
戦時中の教育を調べたんですけど
その中で、
私はある言葉を思い出しました。
小学校の時、
ひめゆり学徒隊のことを語り続けてるかたに
お話を伺ったことがあるんですけど、
その時に聞いた
「戦争とは、人が人でなくなること。」
という言葉です。
その時以来、私は、
命に関する作品や役に出会った時には必ず、
この言葉を肝に銘じてから演じてます。

現代の作品の中には、
人が命を失ったり人が人を傷つけることを
刺激的な芸術みたいに表現したいのかな?と
感じるタイプの作品もあって
自分の中では苦手だし、
もしこの先、参加するとしたら、
すごく迷うだろうと思うんです。
でもこれから時が経って
どんな役や作品に出会ったとしても
命の大切さだけは絶っ…対に見失わずに
生きていこうと思います。

昨日、今日と、
どうしても重い話になったけど
自分の中で大事にしてきたことだし
これからも大事にしたいことなので
読んでもらえてたら嬉しいですm(_ _)m

今日の写真は、
夜に撮った月です。
ビルと比べたら大きさが分かると思うけど
東京を見下ろしてるみたいな
すごく大きな月でした!
まだまだ暑い8月ですが
あと半分、良い時間になるように
過ごしたいと思います!
そのためにも体には、
充分気をつけて下さいね。
ごきげんよう(^-^)


たお