遠く長崎の地から東京へやってきて、
1年半を東京のアルマティアハイムで生活をして、
5月に東北・石巻へお引越ししていった「ひかる」君
ひかるくんのご縁はそんなふうに繋がっていたんだね。
遠い場所から「ひかる」を見初めてくれて、東京まで会いにきてくれて、
「里親に・・・」というご希望があったとき、里親希望者さまのお気持ちがうれしくて
なんとかご縁につながってほしい…と願いました。
そして、
トライアルお届けには、「ぜひとも同行したい!」と(運転手にはなれないのに)志願しました。
里親様のご自宅のある町は、
2011.3.11の「東日本大震災」で、大津波によって被災しました。
当時、実家のある仙台に滞在していた私も、大きな地震を体験しました。
でも津波は体験していません
停電・断水はしたけれど、うちの中で・布団で寝ることはできました。
それでも、あの日々を体験を忘れることはありません。
海辺にちかい里親様のお宅は1階を津波で浸水して、避難生活は2階で…
「あの日は雪が降ってきてね」と、奥様が話されたとき
「そうそうあの雪でもっと切なくなっちゃった」と、返しましたが
私などの体験よりもっとつらかっただろうと思います。
ご自宅の2階で生活できたとしても、被災時のまわりの状況は相当過酷であったろうと思います。
日々の生活が少しずつもどり、
お家をリフォームされることで、生活の基盤もできてきたのだと思います。
そして、
新たに「ひかる君」を、家族として迎えてくださる決意
ビビりな「ひかる君」にじっくり・ゆっくり向き合い寄りそってくださるという決意
旅立ちにまったくあせることもなく、落ち着き払っていた「ひかるくん」
新しいお家でも笑顔で、なんの緊張も感じられません
抱かれても逃げることもなくドッシリとかまえていて
なんの心配もなく、ご自宅をあとにしてきました。
日帰りの強行軍
でしたが、心はほっこりとしたプチ女子旅行でした。

光 おめでとう!
そして、 今度は会いに行くね~!