今回は、7月10日(日)に行った
「心とからだのリラックスワーク」の報告です。
■□■□■□■□■□■□■□■□■
心とからだのリラックスワーク
テーマ:勁功の探究
〜脱力流体と重力による力の発揮〜
■□■□■□■□■□■□■□■□■
6月は《基本編》、
7月はその《応用編》で、
ともに内的知覚力を養成するワークを
たっぷり、じっくり行いました
【現状把握】
はじめに、2人1組になり、
「腕の脱力チェック」
「力の発揮チェック」等
のチェックを行うことで、
現状の自分の状況を確認しました。
このチェックの中で、
身体は
緊張すると固体化して不安定になり、
それに対して、
脱力してリラックスすると
身体は柔らかくなり、安定するということ
を確認しました。
【レクチャー】
プリントをもとに勁功の解説をしながら、
それがどういうことかを実際に身体を使って
確認していきました。
以下は、配布資料の抜粋(要約)です。
………………………
【勁功】とは…内功修練の1つ。
内功とは、
内的知覚力を高めて自然の法則と調和した
心とからだを養成するための感覚修練。
【勁】とは…重力による力。
【勁】とベクトル感覚…基本は下向き。
【勁道】とは…勁の通る道筋。
【重み】とは…身体内の内圧(水圧)を変えることで
勁を生じさせ、力を発揮する部位に集める。
(以上、配布資料より)
………………………
初参加の方にとっては
聞き慣れない言葉が多かったと思いますが、
レクチャーの中で行った
【身体の特性】を感じる実験から、
興味深そうに楽しみながら
自分の身体を通して検証するように
行っていました。
身体の特性は
流体であり、
弾性体であり、
吸収体である。
ということで、相手の腕に触れながらそれぞれの
感覚をじっくり感じてみる。
《流体》…
人体の成分は70%が水分。
水の入った柔らかい皮袋をイメージする。
押すとへこみ、放すと戻る。
揺らせば、プルプルと揺れる。
《弾性体》…
皮膚は柔らかいゴムをイメージする。
ゴムのような弾力があり、
つまめば伸びる、放せば戻る。
押せばボヨンと跳ね返ってくる。
弾性が強いほど跳ね返る力が強くなる。
《吸収体》…
ギュッと握られると
その力が腕の中に入ってくる。
息を吸いながら
その力をさらに身体の中に吸い込み、
息を吐きながら相手に返してみる。
その時、
腕が膨らんだりしぼんだりしているのを感じる。
この時点で、
皆さんはすでに前提の身体感覚を
じっくり感じている状態だったので、
ワークに入ってからの感覚取りもしっかりと
知覚して納得しながら取り組めたようでした。
………………………
【流体感覚の養成】
「手首持ち落とし」で
流体感覚を感じていきました。
1.水袋の中で骨を動かす練習
手首を持たれていても、
それ以外の大部分は自由に動く。
さらに、よく感じてみると、
骨まで握られてはいないので持たれている
手首も自由に動く。
2.身体を左へ傾けてお水を指先に流す。
…握られている手首の内側を通って
お水が流れていく感覚
3.今度は身体を傾けず、
左脇〜脇腹を緩めてお水を指先に流す
4. 同様に右手も行い、
その感覚のまま背骨を真直ぐ立てていくと、
両手が重く安定し持ち上がらなくなっている。
………………………
【勁道を通す-1】
座った姿勢で勁のベクトル感を感じてみる。
相手に両肩を押さえてもらう。
・楽に座った姿勢から胸と腰を緩めて沈む →下降ベクトル
・沈んだ力をもらいながら背筋を立てる →上昇ベクトル
この時感じたいのは、
脱力することによって
床を踏むことができていることと、
床を踏むことによって
自然と上向きの力が上がってきていること。
→これが勁の通った身体。
その状態で、
相手に肩をしっかり押さえてもらいながら
肩まで上がってくる勁の感覚を感じる。
→その感覚のまま立ち上がると楽に立てる。
力んだ感じがないほど、
勁の力は強くなっていくのを感じる。
ここで、
下降ベクトルから上昇ベクトルを基本に、
さらに様々な方向にベクトルを変化させながら、
「座取りの技」
「投げの動作」
「歩きの動作」など、
応用動作のレッスンをしました。
..............................
【勁道を通す-2】
さらに、その力を強化する秘訣
「円とう」をご紹介しました。
円とうは、
太極拳における要訣(姿勢上の注意点)の1つです。
円とうの基本は馬歩。
馬歩の立ち方は、
足幅を肩幅の1.5倍位に開き、
足先を正面に向け、
脱力流体で立つ。
背筋は真直ぐのまま
ゆっくり股関節と膝を緩ませ腰を落とす。
腿は外転、膝下は内転。
大切なのは、
股関節の抜きで
股関節がアーチ状に開いた状態にすること。
お相撲の四股から馬歩の立ちを覚えよう。
こちらのブログが参考になります。
http://ameblo.jp/tao-oneness/
馬歩の感覚のまま足を肩幅まで戻すと、
普段とは全く違う感覚で立てる。
身体はどっしり安定する。
そこで、1つの例として、
しっかり立った人を動かすチェック
をご紹介しました。
肩まで上げた勁を、
肘、手首、掌へと通し、
そこから、円とうで沈むと、
しっかり立っている相手の
腰が一気に取られる。
1)脱力流体で沈み上昇ベクトルを肩まで上げる
4)円とうで沈み一気に勁を発する
力ずくで相手を押そうとしても
なかなか動かすことはできないが、
脱力すればするほど
地球から返ってくる力が大きくなり
楽に相手を動かすことができる…
これを参考に、
「上腕持ちで身体を回転させる」
「しっかり立った相手の腰に手を置いて
相手を動かす」等、
中心力強化チェックを行いました。
力づく →相手は動かない
脱力+円とう→相手を楽に動かせる
ほぼ全員、同じ結果になりました。
力づくと勁力とを比較したことで、
そのあまりの違いに
お〜っ!
すご〜いっ!
面白〜い!
え〜っ?!
不思議〜!
なるほど!
等々、しばらくの間、
道場全体に驚きと感動の声が
響きわたっていました。
通常の筋力とは身体の使い方が全く異なり、
力(筋力による力)を抜けば抜くほど
力(重力による力)が出る!
ということを実感する瞬間を
皆で共有する場になりました。
.............................
【心への影響】
最後に、
勁の通った身体感覚でいる時の
心の安定度をチェックしました。
当日は、座っている所に「エイッ!」
という気合いと共に正面打ちされる(寸止め)
というプレッシャーを受けてみました。
普段の自分だと
→恐怖心が増し身構える感じ、
勁の通った身体を意識すると
→相手の勢いが自分に入ってくる
感じがなく、落ち着いて向き合える感じ。
この実験から、
身体の状態が心にも大きく影響を与えている
ことを確認しました。
…………………………
3) 参加者の感想
●とても面白かったです。
股関節の力を抜くだけで、
力が伝わるのが驚きでした。
このような大きな力が
人間には備わっているのだ
ということを改めて感ずる
ことができました。
●円とうからの勁の流れが
あまりに見事に力になるので
驚きました。
改めて勁とは何なのかという
疑問が大きくなりました。
●手を持たれると
全身が固まるというのは、
人に対面した時に
日常的にしているなあー。
逆に言えば、
今日のワークが日常的に活かせる
ということだ。
ワークの最後では
お互いの身体が緩んだ。
流体になっていると
相手との密着感ができるので
動きをより小さくできるのだ
と思いました。
関係が生じた時には
すでに重力のベクトルが
生じているということでした。
そのことを感じられるように
なりたいと思いました。
●勁の感覚を
段階的にステップを踏んで
教えてもらえたので、
わかりやすかったです。
日常生活にも意識して
取り入れていきます。
ありがとうございました。
●始まった時と終わった時の
腕の感じ、落ちる腕チェック、
胴上げの感じが全然違いました。
楽に受けられるし、
皮膚の感じ、重さ感が
さらに柔らかく重く感じました。
何より脱力流体の大切さ
を感じました。
●普段の修練で
疑問に思っていたことが
かなりクリアーになった。
円とうで、これほど緩むとは
目から鱗であった。
●久々の参加でしたが、
楽しく過ごすせました。
身体の力が気持ち良く
抜けていく感覚をつかめました。
普段でも意識して
取り入れていきたいですし、
意識をしなくても取り入れられる
ようになりたいです。
●初体験だったのですが、
先生の説明がとても丁寧で
分かりやすかったです。
ペアーの方が私の体の状態をみて、
こうするともっといいよ!
というアドバイスをいただき
とても勉強になりました。
同じ体なのに、
最初と最後では全く異なる
在りように感じられました。
こわばった固い体から、
水で満たされて柔らかく
自由に変えられる身体に
なったことに驚きました。
前半のチェックでは、
力(筋力)を
どこかにかけることで
反対に他の部分が軽くなり
弱くなっているような
感覚がありましたが、
勁を通すと、
バランスが崩れず
ずっと安定している感覚に
なったのが面白かったです。
●勁とは、
重力からもらう力
であることを明確に
認識できました。
そして、
勁が通った身体と、
通ってない身体では、
働きに歴然とした違いが
あることが解りました。
いかに、自然と調和して
生きることが重要か
改めて感じることができました。
●勁の流れを
より感じることができました。
1回緩めて身体が沈むと、
床にぶつかって勁が上がり、
背骨が立っていく流れは、
繰り返し行うとだんだん
やりやすくなってきました。
勁を流す練習で
肩コリがいつの間にか
なくなっていました。
最後のワークでは、
緩んで勁を通すと、
外側にもエネルギーが広がり、
空気感が変わる気がしました。
●相手の身体の変化が自分に伝わる
のをすごく感じ驚きました。
力づくで相手を動かそうと
すると反発して動かないけれど、
流体、弾性体、吸収体
を意識すると
相手と一体になって
簡単に動く感じが分かって
面白かったし、
不思議でした!!
★☆……………………………………………
▼ご意見やご感想をお待ちしています。
infotaopl★gmail.com
★を@変えてください
▼バックナンバー(過去記事)
http://taoplace-news.blogspot.
▼体験見学のお申し込み
http://www.taopl.com/contact/
▼公式ホームページ
▼たおやか通信(オフィシャルブログ)
▼フェイスブックページ
https://www.facebook.com/
▼ BBS(TAO会員の掲示板)
準備中
★☆……………………………
〈編集後記〉
今回の特集はいかがでしたか?
体験していない方には解らない
ことも多くあったのではないか
と思います。
感覚修練を文章で表現するには
限界があることを
つくづく感じます。
百聞は一見にしかず
百見は一体験にしかず…
ということで、
8月も同じテーマで
勁功の探究の最終回
《総集編》
を行いますので
ぜひご参加ください!
【次回のリラックスワーク】
テーマ 勁功の探究《総集編》
月日 8/14(日)
時間 10:00〜12:30
開場 9:30受付開始
チラシはこちら
http://www.taopl.com/pdf/
初参加の方も歓迎します♪
キャンセル待ちまであと3名です。
お申込はお早めにお願いいたします。
最後までお読みいただき
ありがとうございました♪
★☆………………………
〈編集後記〉
体験していない方には解らないことも
多くあったのではないかと思います。
感覚修練を文章で表現するには限界が
あることをつくづく感じます。
百聞は一見にしかず
百見は一体験にしかず…
ということで、
次回も同じテーマで
「勁功の探究」の最終回《総集編》
を行います。
8月14日(日)10:00〜12:30(9:30受付開始)です。
ぜひご参加ください!
チラシはこちら
http://www.taopl.com/pdf/
初参加の方も歓迎します♪
キャンセル待ちまであと3名です。
お申込はお早めにお願いいたします。
最後までお読みいただき
ありがとうございました♪
6月の「リラックスワーク」の感想を
修練生の野澤さんが
Facebookにアップしてくれましたので
皆さんにもシェアします♪
綿棒で作った「四股→馬歩」の工作も
よくできていて…笑えます!
じっくりご覧ください!!
..............................................................
6月12日TAOリラックスワーク
テーマは『勁功の探究Ⅰ』
勁=重力による力の流れ(ベクトル感)を知覚する感覚トレーニング
下向きベクトルの重力を感じ、それが足裏などでぶつかり抗力としての上向きベクトルが生じる。
目的に応じて、ベクトル(お水の流れ)をどこにどっちに流すのか?
感覚トレーニングと言われるだけあって、まずは身体が流体のように緩まないと、微細なベクトル感を感じることができないんだなぁ。
やっぱり大事!耳タコタコですが↓
流体感覚&中心感覚。
先生の例えがわかりやすかったです。
やかんのように固体では、水を流す時に、軸がぶれてしまう。
身体をリラックスして全身水袋人間のように流体にすると、軸をぶらさずにベクトル感により、目的地へ水を流すことができる。
(水の流れ=重力による力の流れ)
つい、「自分の身体は固体だ!」と頭が決めつけちゃうけど、
相手の腕をにぎにぎしてみると、身体の特性を感じることができちゃうのです。
<身体の特性>
・流体
・弾性体
・吸収体
なんですね~。ぷにぷに~。
今回のワークで円とうの大事さも改めて感じました。
円とうは勁を流す時にも大活躍なんだなぁ。
股関節を外転して、膝から下を内転する。坐骨は下向き。馬にまたがる感じ。
私は股関節が硬く、骨盤が閉じ気味なので、円とうがまだまだうまくできません。
円とうすると、足の裏がなんか部分的に浮いちゃう感じがあるのです。
今回のワークで、
①鼠径部ゆるめからの円とう
②四股→馬歩からの円とう
をやった時に、なんかいい感じの開きを感じられました。
横押しチェックされても内腿が中に入らず、いつもより安定していたのです。足裏もより密着感がありました。
緩めれば、『できる』のですね!
また、すぐに日常の緊張に戻り、円とうの感覚を忘れ、『できない』と思ったり、逆に自分なりのなんちゃって円とうで「私できてますけど~」と勘違いしちゃうけど(笑)、緩めればきちんとできるのですね。
ということで、やっぱり繰り返しゆるめ&プラクティスが大事。
めざせ、円とう美人。
からの、鞭手の達人。
そして日々、
勁の流れを感じ、ここを抜くとこっちに流れるのかぁ~。という感覚観察の宿題に取り組んでみます。
・今回の
〈野澤また忘れていたこと(笑)〉
『押さえられている所以外は自由!』
以前、寝技のテーマの時に教えていただいたのに、また忘れていました!
本当に笑える位に押さえられている所以外は自由に動かせました!
今回のワークは盛り沢山でした。参加できて良かったです。
先生、みなさん、
ありがとうございました!
...............................................
今回は、
5月13日(金)~15日(日)に
2泊3日で行われた
TAO☆リトリート合宿2016
「合宿の報告」&「感想特集」です!
参加者は
スタッフ2名を含め21名でした。
合宿中は晴天に恵まれ、
静かにゆっくり自分を感じながら、
穏やかでとても充実した3日間を
過ごすことができました☆
今回の合宿では、
「今までになく緩みました!」
という声がとても多かった
のが特徴的でした。
女神山の自然の力を借りながら、
たっぷり身体を緩めた上で、
「レクチャー」
「森のワーク」
「絵画ワーク」
の流れを一人ひとりが
心を開いて取り組んだことで、
心身をゆるし、
解放していく方向を
見出せたのではないかと感じています。
また、レクチャーの内容や、
最終日の瞑想の時に
朗読されたメッセージは、
参加できなかった皆さんにも
ぜひシェアしたい内容になっています。
今後、メルマガでメッセージ集
としてご紹介していきますので、
楽しみにしていてくださいね♪
Index——————————————
【1】合宿のテーマ
【2】3日間のワークの内容
【3】皆さんの感想
—————————————————
【1】合宿のテーマ
「開・快・解」
~3つのKaiを体感する癒しの旅Vol.2~
【2】3日間のワークの内容
①各種ボディワーク
②レクチャー&シェアリング
・3つのKaiを体感するための
キーワード:「心身の脱力」
・「ゆるみ」は「ゆるし」に通ず
・白隠禅師の逸話
「ほう、そうか?」から学ぶ
・TAOプレイス☆ゆるしのステップ
③森のワーク
④絵画ワーク
⑤各種服気法、呼吸法、等
⑥各種瞑想法
……………………………………………
【3】皆さんの感想
★日常の生活の場を離れ、
じっくり自分を感じ、
女神山のエネルギーに
包まれていることを感じ、
静かにとても穏やかで
豊かな3日間を過ごせました。
自分も皆さんも
緩んで穏やかな表情になり、
自分も周りも
広がっていくような感じでした。
何度か参加されている方でも
「今回は今までとは違った感じがした」
と言われていて、
「一回一回違うのだな、まさに一期一会なのだ」
と思いました。
その時その時の自分によって
感じ方が違うのだと気付きました。
森のワークは
風や山に包まれる感じが強く、
自分の感覚が開いて広がり、
暖かいエネルギーに包まれて
いるように感じました。
日常の生活に追われている時は、
常に「良い、悪い」で
自分をジャッジし、
外側に反応していますが、
緩むことでそれを手放し、
自分をゆるし、
「それでいいんだ、感じるだけ、
居られるだけでいいんだ」
と自分にOKする。
自分の良い感情、ネガティブな感情も、
暖かく優しいまなざしで
見つめるような感じがあり、
とても穏やかでした。
身体が緩むほど自分の内側から出てくる
穏やかさや温かさを
じっくり静かに感じられました。
この感じを大切に生活していきたいです。
センターのスタッフにも
食事の配慮をしていただき、
本当にありがたかったです。
感謝いたします。
……………………………………………
★天気も良く、
森の新緑も美しく、
気付きが沢山あった3日間でした。
今回は前回より長く、
ゆっくり自分を感じ、
自分と対話する時間をもてました。
森(自然)は、
とっても優しかったです。
風のベールで母のように
私を包み込んでくれました。
とても心地がよく、
森の中で少し寝てしまいました。
ワークの時間に、
先生から教えていただいた言葉が
印象的で、ドキンとしました。
「ゆるみ」は「ゆるし」につながる。
『ゆるんでいない状態は、
“何か”をゆるせていないのかもしれない…。』
(一部抜粋)
私は昔から、
つい自分を否定する癖があります。
そう、
自分をゆるせていないんだなぁ。
そして、
相手もゆるせていなかったりするのですね。
そんな私に、
森は色々なことを教えてくれました。
『見る角度を変えてみようよ。』
『皆、それぞれに役割があるよ。』
草むらに座り森を眺めていたら、
木々、草、花、風、太陽、虫、蝶々…
それぞれがそれぞれの
違う役割を生きているのを感じました。
“違い”が集まり、
“違い”を認めあって、
“1つ”になるんだなぁ。
誰かと比べずに、
誰かのマネをせずに、
あなたはあなたの役割を。
それが「ゆるし」へと
つながるような気がしました。
自分が囚われている感情を感じて、
絵に描いて表現するワークも、
楽しかったです。
描いてみると、
なんだかそれは
憎々しい敵のような印象ではなく、
ゆくゆくは感謝しながら
さよなら出来そうなものでした。
そして、何かに囚われると、
肩が硬くなることを発見しました。
頭痛も取れなかったのが、
東京に戻り、スコン!と
抜けたような感じがありました。
森が私の鎧を一枚
脱ぎ捨ててくれたのかなと感じました。
……………………………………………
★私は10年間“ゆるせない”苦しみに
喘いできました。
その感情は岩石のごとき、
硬く、黒く、ゴツゴツしたものでした。
頑ななまでにつかみ続け守り続けて
きたことが苦しみの全てでした。
数年前に出会った大木に再び会いに
山に入りました。しかし、
その大木は根元から倒れ
朽ち果てていました。その時、
その姿を自分の過去との決別と
捉えました。そして、
「長い間本当にご苦労様」
と、がんばり続けさせたことを詫び、
「ゆるしてください」 と、手を合わせました。
新たな木を見つけ、
背中でコンタクトをとっていると、
樹々の間から光が差し込み、
花火のようにキラキラと輝き、
それはとても美しい光景でした。
大地に私が包み込まれた感じがあり、
「私は自然の一部なのだ」
と実感できた瞬間でした。
生かされていることに感謝し、
自分が掴み続けてきた何か(思い)
を自分だと錯覚してきた生き方が、
命を傷つけてきたことに気づかされました。
何もしなくても存在している事実を
感じることができました。
森が、私自身が素直になる方向へと
導いてくれている感じがしました。
この体験を大切にします。
……………………………………………
★素晴らしいたくさんの緑と優しい風、
おいしいご飯、そして
先生方の温かい心のこもったワークで
心身ともにリラックスする事が出来ました。
不思議な事がありました。
右座骨とその周辺が痛み、身を屈めたり、
階段を上ったりするのが
辛いほどの痛みがありました。
それが、帰りの新幹線で
「あら?痛みが和らいでる?」となり、
自宅に着いた時には、
「あらら?どう痛かったんだっけ??」
というほどになり、
さらに、
翌日起きた時には痛みがすっかり消えていたのです。
「何だったんだろう?」と、
数日間自分なりに感じました。
もしかして山が、自然が、私の中の
「不要な感情や痛み」を浮き出させ、
融かしてくれたのではないか
と感じました。
「気」のせいか、
このところ身も心もとても軽やかです♥
自然を含め、今回の舞台「開・快・解」
全てのキャストの方々に感謝いたします。
……………………………………………
★ 合宿の帰りには、
気づき等のお土産がたくさんあります。
大切なそのお土産を整理して、
自分なりのフォーマットをつくりました。
これからは、そのフォーマットに当てはめると
問題が理解しやすくなると思います。
思いを引きずりいつまでもイライラすることがなく、
気持ちを切り替えて早めに落ち着ける気がします。
とても嬉しいです。
「ゆるみ」は「ゆるし」につながる
というテーマで、
白隠禅師のエピソードがありました。
そこに私のしたいことがありました。
「森のワーク」では、
森に自分の理想の姿をみることができました。
その時は、森と対峙していましたが、
自分も向こう側へ行きたい、
森のようになりたいと思いました。
それが、お土産の一部です。
……………………………………………
★3回目のリトリート合宿でした。
今回は、「病気と向き合う」という
テーマを持って参加しました。
しかし、自分の想定とは異なり、
思考していられないほど大自然から
の強い緩みの働きを全身に受けて、
目の奥から拡大していく力を感じました。
「私は、思考したくないのだ、全身で感じたいのだ」
という身体からのメッセージに
ただただ従っていました。
不快感はないけれど集中治療室で
積極的に治療を受けている感じでした。
3日目にはそれが落ち着き、
2回目の「森のワーク」では、
意識を向けた木や土や風との
「ひとつ感」を楽しみ、
最後に真上から注がれた太陽の光によって、
全身が光となり広がっていく
恍惚感に浸っていました。
自然からの、無言の、
しかし明確なメッセージによって、
病気のない身体感覚を感じることができました。
緩む方向は治る方向、
「be」の感覚にいることを
日常生活に活かしていきます。
貴重な体験をありがとうございました。
……………………………………………
「絵画ワーク」のビフォー&アフターは、
次回「リトリート合宿 アルバムの第2弾」で
ご紹介したいと思います。
お楽しみに♪
5/13(金)~15(日)に、
2泊3日で毎年恒例の
「TAO☆リトリート合宿」に行ってきました♪
3日間とも晴天に恵まれ、
合宿先の「女神山ライフセンター」の森は、
オーナーご自身が
「来週になると緑が深くなってしまうから、
今が一番良い時期よ!」
とおっしゃる通り、
さわやかな風に新緑の緑と、
色とりどりの花々に、
キラキラ輝くまぶしい光が降り注いでいました。
その輝きに包まれながらワークに取り組み、
穏やかで充実した時を過ごすことができました。
自家栽培の野菜たっぷりの手料理も、
すべて美味しかったです☆
次回、9月の太極拳合宿も楽しみですね♪
メールマガジンの配信を開始しました!
■□■□■□■□■□■□■ □
■□■□■□■□■□■□■ □
今日は、3月に行った「心とからだのリラックスワーク」に参加した修練生からいただいた感想をシェアします♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3月13日の「TAOリラックスワーク」は
天地とつながる気功法Ⅱ
~心とからだを解放するエネルギーワーク~
身体が緩めば緩むほど、感覚にいやすくなる。
やっぱり何でも、まずは「自分が緩む」なんだなぁ。
相対で背中合わせに座るワークは、とても気持ち良かった。
相手の揺れが伝わり、つながって一緒にユラユラ動く。
はい、くっついちゃってます。
波動は伝わる。
内心はイライラして怒っているのに、笑顔でごまかしても、
その気(波動)は肉体を飛び抜けて、だだもれなのだ。
バレバレなのだ(笑)
だからこそ、
“自分がパワースポット”となれるように、自分を観察しながら、
おだやかにいたいものです。
自然は波動(エネルギー)でできている
↓
自分も波動(^-^)/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日は、3月に行った「心とからだのリラックスワーク」に参加した修練生からいただいた感想をシェアします♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3月13日の「TAOリラックスワーク」は
天地とつながる気功法Ⅱ
~心とからだを解放するエネルギーワーク~
身体が緩めば緩むほど、感覚にいやすくなる。
やっぱり何でも、まずは「自分が緩む」なんだなぁ。
相対で背中合わせに座るワークは、とても気持ち良かった。
相手の揺れが伝わり、つながって一緒にユラユラ動く。
はい、くっついちゃってます。
波動は伝わる。
内心はイライラして怒っているのに、笑顔でごまかしても、
その気(波動)は肉体を飛び抜けて、だだもれなのだ。
バレバレなのだ(笑)
だからこそ、
“自分がパワースポット”となれるように、自分を観察しながら、
おだやかにいたいものです。
自然は波動(エネルギー)でできている
↓
自分も波動(^-^)/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
感想をいただき、ありがとうございました☆
参加した方からの感想は、出られなかった方にも参考になるのでとても有難く思っています。
これからも、セミナーやワークの感想をどんどんシェアさせていただきます♪
----------------------------------○●
次回の「リラックスワーク」は明日です!
4月10日(日)10:00~12:30
感想をいただき、ありがとうございました☆
参加した方からの感想は、出られなかった方にも参考になるのでとても有難く思っています。
これからも、セミナーやワークの感想をどんどんシェアさせていただきます♪
----------------------------------○●
テーマ/天地とつながる気功法(Ⅲ)
●○---------------------------------
定員オーバーで、キャンセル待ちではありますが、あと1名でしたら
参加可能です。
「ぜひ参加したい!」という方は、TAOプレイス事務局までご連絡ください。
お申し込みは、
ホームページの「お申込みフォーム」 ⇒こちら、
または、お電話(03-35905759)にお願いします。
ご予約おまちしています♪
TAOプレイス 宝生
●○---------------------------------
定員オーバーで、キャンセル待ちではありますが、あと1名でしたら
参加可能です。
「ぜひ参加したい!」という方は、TAOプレイス事務局までご連絡ください。
お申し込みは、
ホームページの「お申込みフォーム」 ⇒こちら、
または、お電話(03-35905759)にお願いします。
ご予約おまちしています♪
TAOプレイス 宝生
(修練にて)
『朝いちばんは緊張しているんだよね』
時間を考え支度して、
カバンを持ち、電車に乗り、満員電車で色々思ったり、頭が色々考えたり、朝一番(道場に着いたとき)は緊張していても、しょうがない。
なんか今まではそのことを、当たり前だと感じていました。
最近、その『繰り返し』はなんだか違うかなと感じます。
修練でゆるんだ感覚が、自分の生活に戻ると『緊張』に戻っちゃうというところに『なぜ?』をいれてみよう。
2016年1月の
練気柔真法のテーマは
柔身から柔心へ(養体編)
今週は練気柔真法に必須の
養体チェックをさらに学んでいます。
・全身『低反発マット人間』になり、チェックマンにぎゅーとつかまれても、マットをつかまれているだけなので、ぶにゅんと吸収し、持ち上げられても皮膚がのびるだけ、骨まではつかめないんだなぁ。
・チェックマンにつかまれた箇所を緊張させるのではなく、そのぎゅーという力をゆっくり感じてどんどんどんどん吸収していく。
吸収と思うとそのとたんに、相手の力も、自分の緊張も和らぐ気がしました。
私は、火曜と土曜日の練気に出ているので、さらに面白いのです。
2人の先生方の表現(切り口)は違うけれど、やっぱり『同じ』なのです。
お任せする身体作り。
肩がぶつかっても、柳のようにヒラリ~と、かわせるようにありたいものです。
修練(2時間)後の場の空気感は、
あきらかに違うんだなぁ。
自分がゆるみ、みんながゆるみ、壁がうすれる。融合しているみたいな、やわらかい空気感。
それを感じたくて、思い出したくて、
修練にまた行くのかも知れませんね。
練気柔真法に必須の
養体チェックの詳しい説明はこちら⇊
(チェックシステムのところに書いてあります↓)
(一部引用抜粋してみました)
自分の緊張状態を把握することは意外と難しく、他者からチェックを受けることで客観的に自分の緊張状態を把握していくことが必要になります。
1月17日(日)は
TAOプレイスのお正月修練でした。
今年の年間テーマは
『柔身から柔心へ そして柔真へ』
身体を緩めて緩めて、感覚の変化を感じる。心も柔らかくなっていくのを感じる。
場の雰囲気もどんどん変化していく。融合していく気持ち良さ。
ペットボトルと水袋ワーク
満員電車ワーク
わき緩め、足緩め
呼吸法、気…
特に印象的だったのが、
手から畳を感じる→畳から手を感じる→交互に繰り返す→だんだん境界線がなくなる。くっついていく。というワーク。
その感覚に、ただいるということ。
左手と右手バージョンもやりました。
左手で右手の、右手で左手の質感、温度等を感じていく。だんだんどっちがどっちかわからなくなり、密着し、つながる感覚。
祈り、合掌、ナマステ…。
『手を合わせる』ことって、やっぱりいいなぁ。と個人的に思いました。
さぁ、今年も練気を楽しみます!
先生方、みなさん、よろしくお願いいたします。































































