1/144 HGUCシリーズ。
実に4年4ヵ月ぶりのガンプラ紹介となります。
前回
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ファーストガンダムのラストを飾る第15弾は、
MSN-02 `ZEONG´![]()
そして有線によるオールレンジ攻撃。
少年時代の私にとってすべてが衝撃でした![]()
サイコミュ搭載MS(モビルスーツ)である。
サイコミュとは遠隔操作を代替するシステムのことであり、
MAN-03ブラウ・ブロ、MAN-08エルメスなどで
ようやく実用化が達成されたばかりであった。
それ故デバイス自体の小型化も困難であったため、
機体も非常に巨大なものとなってしまった。
出撃時、ジオングの完成度は80%であり、
上腕部の装甲や脚部ユニットが未装備のままだった。
脚部まで完成すれば全高は30mを超えたとされている。
両腕は有線サイコミュ誘導の5連装メガ粒子砲で、
オールレンジ攻撃が可能である。
頭部はコクピット兼脱出装置となっている。
“ニュータイプの発現”という公国の基本的理念を証明する
究極のMSを目指して開発されたため、国名をとって
「ジオング」と名付けられたと言われる。
その機体にジオン・ダイクンの実子であるシャアが乗る、
というのも歴史の皮肉であろうか。
キシリア「ジオングを使ってみるか?80パーセントしか完成していないようだが」
シャア「ジオング?」
キシリア「エルメスを開発した時にな、あのサイコミュを部分的に取り入れたモビルスーツだ。
お前なら使いこなせよう」
ジオン兵「80パーセント?冗談じゃありません!
現状でジオングの性能は100パーセント出せます!」
ジオン兵「あんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ!」
キシリア「ジオングはどうか?」
シャア「行けます」
キシリア「ならばSフィールド上に新たな敵艦隊が発見された。
第34モビルスーツ隊と共にこれを」
シャア「は、Sフィールドに侵入する敵を撃滅します」
「沈めい!」
シャア「見えるぞ、私にも敵が見える!」
シャアは激しい焦りを感じ始めていた。
ニュータイプ用に開発されたこのジオングのパワーを最大限に発揮できぬ自分に。
あのガンダムのパイロットは今確実に自分を追い込んでいる・・・
シャア「しかし、私もニュータイプのはずだ」
シャア「うッ!ガンダム!」
アムロ「・・・こう近づけば四方からの攻撃は無理だなシャア」
あっけなく撃破されてしまった![]()
非常時には脱出装置になる頭部ユニット![]()
オールレンジ攻撃の一画を担う宇宙戦闘艇にもなります![]()
アムロ「ううっ、…シ、シャアめ。
遂に最後の勝負となり、相打ち![]()
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以上、1/144 HGUC ジオングの紹介でした![]()
ところで話が変わって・・・
アムロはすでに脱出し、自動操縦で動くガンダム![]()
頭も腕もなくなる主人公のメカ。
それまでのロボットアニメとはまったく違う世界観。
当時の私は小学生ながら、完全にハマっていました。
親に頼んで再放送を全話VHSビデオに録画してもらい、
セリフを覚えるほど、テープが擦り切れるまで見てました。
日曜日の早朝は、入手困難なガンプラを買うために
当時住んでいた国分寺から立川まで電車で行き、
デパートに並びました。
1979年に記念すべき第一作目が放送され、
いよいよ来年は40周年![]()
富野由悠季監督は、機動戦士ガンダムを超える方法を試み、
結果的に敗北し続けた40年だったと仰っていました。
リメイクの噂もありますが、果たして?
























