マーガリンに含まれるトランス型脂肪酸。
「食べるプラスチック」といわれています。
つまり、食べ物ではないということです。
食べ物の形をした、プラスチック。
健康に多大な被害を及ぼす可能性があります。
まず、脂溶性ビタミンのAやE、Kなどの利用を妨げます。
それだけではありません。
善玉コレステロールを減少させ、悪玉コレステロールを増加させます。
そして、活性酸素を増やします。
血管の内壁にもくっつくので、動脈を硬く、狭くします。
いわゆる、動脈硬化です。
このような結果、心筋梗塞、脳梗塞、認知症、パーキンソン病などの誘因になる可能性があります。
そのため、アメリカのニューヨーク市ではトランス型脂肪酸を全面禁止にしたのです。
「これで、心臓病を患う人は将来、減るだろう」
と市長はいっていたそうです。
心臓病が増えている要因の一つに、トランス型脂肪酸が関係しているのです。