札幌支店での勉強会が終わりました。
しかし、それで仕事が終わったわけではありません。
「さぁ、行きましょうか」
O課長が私を誘います。
「どちらへ?」
「せっかく、東京から札幌までお越しいただいたんですから、このまま帰ってはもったいないでしょう。行きましょう、病院へ」
ということで、私は同行することになりました。
東京支店では、同行させていただいていました。
しかし、どちらかというと研修的な要素が強かったです。
しかし、こちらでは違います。
一人前の営業としてとらえているようでした。
『営業とはちょっと違うんだけどな・・・』
そんなことはお構いなく、連れ回されたのでした。
『この会社の営業マンはまだ、君の使い方をわかっていない。だから、東京の本部から来た営業として使うだろう。それにも対応しつつ、コーディネーターとして動いていくんだぞ』
東京で部長にいわれたことを思い出しながら、O課長の助手席に乗り込むのでした。