槇原敬之コンサートツアー2025“Showcase! The Live!”初日の感想を綴ります。

これからツアーに行かれる方、曲目等について触れていますので、閲覧ご注意ください。


























まぁ、一言で言って、度肝を抜かれた。

16時定刻でスタート。

聴き馴染みのある曲をアレンジしたオープニングテーマが流れた瞬間、もう泣いていた。

そして、ワクワク感のあるスピード感のあるメロディーに変わり、それに載せてメンバー紹介がディズニーランド風のアナウンスで行われ、一気に気持ちのギアはハイトップに。

そして、気持ちを落ち着ける間もなく、マッキーとメンバー登場。

あのスタートの演出は、僕の記憶にはない。

これから楽しいことが始まるよ、、、という幸福感、半端ない。

行進するように刻まれたファイティングなドラムの音とともに、、、1曲目!

まさかの、「Boys & Girls !」始まり!

もちろん、僕の予想は大ハズレ。

って言うか、完全に、読み間違えていた。

てっきり、『Showcase!』から殆ど演奏して、それにプラスαで、1、2曲、2010年から2025年の間に出された楽曲から選ばれるものだと思っていた。

そのプラスαについて、僕の予想は、「ただただ」と「Flying Angels」だったのだけど、2曲どころか、

1曲目の「Boys & Girl !」を皮切りに、

「どーもありがとう」

「一番初めての恋人」

「Flying Angels」

「もしも」

「Design & Reason」

「好きなものに変えるだけ」

「LUNCH TIME WARS」

「Elderflower Cordial」

9曲も、『Showcase』外から、供された。

つまり、『Showcase』内からは11曲だったってこと。

まったく見えてる風景が違っていた。

先に、結論を申し述べておくと、最高。最強。神セトリ。

まいった。

そして、思ったことは、去年の“TiME TRAVERiNG 2nd”から、革命が起きている、、、、と。

つまり、マキハラボもそうだったし、今回のも革命が続いて居るんだけど、選曲が、マニア寄りに振ってくれているってことだ。

これまでのアルバムを引っ提げてのツアーでも、セレブレーション的なものでも、セトリでは、どうしたって、メジャー曲を多くやる傾向が強かった。

正直に言うと、自分勝手な感覚で言うと、実は、昔ながらのファンとしては、物足りない。

「遠く遠く」「LOVE LETTER」「君は僕の宝物」。

モチロン、大好き。

個人的な思い出も沢山詰まっている。

でも、やっぱり、聴きたいのだ。

「まばたきの間の永遠」「迷わない羊」「この傘をたためば」。

全曲愛している人間からすると。

「もう恋なんてしない」「Hungry Spider」「僕が一番欲しかったもの」「チキンライス」。

知ってる、名曲だってこと。

でも、同じくドラマだったりcmに使われたりした曲なら、

「モンタージュ」「WE LOVE YOU」「理由」を聴きたいな、、、、って、そんなこと思ったりも。

でも、初めて、マッキーのコンサートに来てくれている人もいるワケだし、その人達たちのためにも、

「ANSWER」「どんなときも。」「世界に一つだけの花」は、外せないよね、、、ファン拡大のためにも、、、などと、一体、誰のために誰がする必要があるのかも分からない国会答弁を僕は証人喚問に出席して答えてきた。

それが、、、

もう、そんなややこしいこと考え抜きで、心の欲したままの曲が、並べられる。

実は、ビギナーも、こういうセトリに大満足、、、ってことが、いよいよ判明してきた証か。

だって、昔みたいに、

「車乗っても、マッキー、マッキー、部屋でもカラオケでもマッキーかよ」

って嘆く彼氏を連れてきたんです! って連れ立ってくるようなアベックは、もういないだろ、きっと。

って、ことだと思う。

90年代、00年代はあったかもだけど。

なので、こういうセトリになってきたんだと思う。

いい時代になってきた、、、と個人的には、思う。

ということで、「Boys & Girl !」。

最高の始まりだった。